食品の主な成分と働き

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元気でスマートな健康ダイエットには毎日過ごす生活リズムが大切ですね。

食べる事、運動する事、コーヒーやタバコ、お酒との付き合い方などなど

健康的に生活する習慣が「健康生活習慣」といいますね。

それともっとも大事なのは、心の問題ですね!

ここでは詳しく語りませんが、心にゆとりを持ってニコニコし過ごせるように心がける事が、食事もおいしく食べれて、消化もよく栄養になり健康な身体になりますね。


いつもイライラしたり、心配ばかりしてるとナチュラルキラー酵素が出なくなり病気に対する抵抗力が無くなり、いろんな病気にかかりやすくなりますからね。

とくに、敏感な胃は影響を受けやすくガンなどになり易くなりますから気を付けましょう!
合言葉は「いつもニコニコ現金払い!」の精神で行きましょう!!(^o^)


さて、「生活習慣病」の予防と改善に効果がある食品の機能成分をチェックして毎日の生活でバランスよく摂り入れるよう心がけましょう。

ここには代表的なものしか上げませんが、これだけに頼らずバランスの取れた食事で基本的な栄養をしっかり摂る事が大事ですね。(^-^)

・大豆サポニン

大豆に含まれる活性成分の一つです。体内に血栓をつくり、動脈硬化を進行させる過酸化脂質の成長を抑制します。 また、ブドウ糖が中性脂肪に変化するのを抑え、血中コレステロールの低下作用も認められています。 長期間常食すると腸管表面の組織が変化して、肥満体質が改善されるといわれています。

(大豆サポニンが含まれる主な食品)
大豆、納豆、味噌、豆腐、おから、豆乳、油揚げ、ゆば

(効果が期待できる疾病)
脳血管障害、動脈硬化、高脂血症、高血圧、脂肪肝

・食物繊維

食物成分の中でも、人間の消化酵素では消化吸収されず、そのまま排出されるものを言います。 体内で水分を含んでカサを増やし満腹感を与えるのに、ほとんどエネルギー源にはなりません。

腸内でコレステロールや塩分、胆汁酸を吸収して排泄する働きや、排便をスムーズにしたりブドウ糖の吸収速度をゆるやかにし、血糖値の上昇を防いだりします。 大腸がんの予防には効果抜群です!

(食物繊維が含まれる主な食品)
穀物:ライ麦粉、玄米、麦
豆類:インゲン豆、小豆、大豆
野菜:切り干し大根、ごぼう、かんぴょう、たけのこ
海藻:ひじき、わかめ、昆布
きのこ:きくらげ、干し椎茸、
その他:芋、果物、栗、おから

(効果が期待できる疾病)
肥満、高血圧、糖尿病、脂肪肝、動脈硬化、
高脂血症、大腸がん、便秘、胆石症

・ポリフェノール

赤ワインブームの原動力になったポリフェノールは有名ですね。LDLコレステロール(低比重リポタンパク)は動脈硬化を引き起こすので”悪玉”と呼ばれており、酸化することで問題が生じます。 ポリフェノールはLDLの酸化を抑制し、動脈硬化を予防します。また、抗がん作用なども期待されます。

(ポリフェノールが含まれる主な食品)
ぶどうの皮、赤ワイン、緑茶、紅茶、ウーロン茶、
ココア、チョコレート、春菊
ほうれん草、小松菜、ブロッコリー

(効果が期待できる疾病)
がん、動脈硬化、高脂血症、脳血管障害

・EPA(エイコサペンタエン酸)

魚介類に含まれる脂肪で、良質の脂肪酸が大量に含まれています。血小板の凝固を押さえて、血液をさらさらにすることや、血栓を溶解し血管を拡張することや、 血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減らす等の作用があり糖尿病の合併症も解消してくれます。 炎症をしずめる作用や抗腫瘍作用もあり、がんの発生や増殖を抑える効果があります。

(EPAが含まれる主な食品)
ハマチ、きんき、いわし、さば、さんま、
にしん、ふり、うなぎ、まだい、とろ

(効果が期待できる疾病)
心疾患、脳血管障害、動脈硬化、高脂血症、
高血圧、糖尿病、がん


・DHA(ドコサヘキサエン酸)

EPAと同じく。魚介類に含まれる脂肪酸です。血液が固まって血栓が出来るのを防ぐ作用があり、血圧を下げます。また、LDLコレステロール(悪玉)や中性脂肪を減らし、HDLコレステロール(善玉)を増やす働きがあり、この作用はEPAより強力です。 そして脳の発達の維持に効果を発揮する事から、記憶力の向上や脳の老化防止に効果が期待されています。

(DHAが含まれる主な食品)
とろ、さば、ぶり、さんま、はまち、うなぎ、
まだい、きんき、さわら、いわし

(効果が期待できる疾病)
心疾患、脳血管障害、動脈硬化、高脂血症、高血圧、老化

・β-カロチン

緑黄色野菜に多く含まれるカロチンの中でも有効なのがβ-カロチンで、体内に摂取されるとビタミンAと同様の活性作用をもたらします。 β-カロチンの抗酸化作用は有害な活性酸素を取り除き、血液を流れやすくします。

そして老化の防止やがんの増殖の阻害、免疫機能の強化、身体の細胞の活性化によりさまざまな病気にかかりにくく治癒力を高めます。

(β-カロチンが含まれる主な食品)
緑黄色野菜:小松菜、ニンジン、春菊、ほうれん草など

果物 :マンゴー、あんず
海藻類:のり、わかめ など
(効果が期待できる疾病)
がん、動脈硬化、高脂血症、心疾患、胆のう炎、胆管炎、かぜ

・リコピン

リコピンはトマトなどに含まれるカロチンの一種です。カロチンはβ-カロチンが有名ですがリコピンの抗酸化作用はβ-カロチンの2倍あります。

そのため、がんや動脈硬化の予防にたいへん期待出来ます。トマトはビタミンCやクエン酸も豊富で、これらの病状の予防には最適です。

(リコピンが含まれる主な食品)
トマト、すいか

(効果が期待できる疾病)
がん、動脈硬化

・セサミン(セサミノール)

ごまに含まれている物質で、ごま油が酸化しにくいのは、セサミンの抗酸化作用のためです。 この抗酸化作用は、体内で酸化脂肪が増えるのを抑制し、細胞の老化防止や抗がん作用が期待されます。 また動脈硬化の原因となるLDLコレステロール(悪玉)が出来るのを防ぎ脳血管障害の予防にも有効です。

(セサミンが含まれる主な食品)
ごま、ごま油

(効果が期待できる疾病)
がん、脳血管障害、高脂血症

・カゼイン

牛乳のたんぱくの約80%を占める成分です。カゼイン自体、非常に栄養価の高いたんぱく質でこれが体内で分解される事によりカルシウムの吸収を促進させたりさまざまな活性成分が発生します。

腸の運動活性、消化機能の安定、免疫の強化などがあります。またカゼインを充分に取ると血圧の上昇が抑えられます。

(カゼインが含まれる主な食品)
牛乳、乳製品

(効果が期待できる疾病)
高血圧、やせすぎ、免疫機能

・ビフィズス菌

人間の腸内に住む乳酸菌の一種で大腸菌などの病原性細菌の増殖を抑え、有害物質の生成を防ぎ、肝臓の解毒作用の負担を軽減します。

同時に腸内の環境を整えて、消化吸収を高め便通をよくします。

(ビフィズス菌が含まれる主な食品)
ビフィズス菌入りヨーグルト、乳酸菌飲料

(効果が期待できる疾病)
がん、肝硬変、便秘、下痢

・コラーゲン

動物の関節など、結合組織に多く含まれるたんぱく質の1つです。 細胞と細胞をつなぐのに必要不可欠な成分で、これが不足すると皮膚や細胞の老化が促進されます。

骨にカルシウムが定着するのを助けたり、血管に弾力を与えて丈夫にしたりがん細胞に対する免疫強化にも役立ちます。 食品から直接摂る事のほかに、ビタミンCと鉄分を一緒にとると体内でコラーゲンを作りやすくします。

(コラーゲンが含まれる食品)
動物の骨や皮、鳥手羽、ガラ、牛すじ、かれい、ふかひれ、
貝類、なまこ、魚や肉の煮汁

(効果が期待できる疾病)
骨粗しょう症、がん、美肌

・カテキン

緑茶の渋味成分です。 発がんを防ぎ、がんの増殖や転移も抑える作用があると期待されています。 また、血中のコレステロールや脂質をつり除いて血行をよくし、血圧を低下させたり、血小板凝集抑制作用や抗酸化作用も認められています。

そして、殺菌・抗菌作用もあり、感染症の下痢、かぜ、虫歯予防にも効果があります。

(カテキンが含まれる主な食品)
緑茶(煎茶、番茶、玄米茶、玉露、抹茶、茎茶)
1日の目安量(1g)を摂るには新しく入れたお茶で約10杯必要

(効果が期待できる疾病)
がん、高脂血症、高血圧、脳血管障害

・タウリン

魚介類に多く含まれるアミノ酸の1種です。 交感神経抑制があり食塩由来の高血圧を改善し、心疾患の予防にもなります。

胆汁酸の分泌を促進する作用もあることから血中コレステロールの低下、胆石症の予防、血栓を防ぎ動脈硬化に有効です。 また肝機能や心機能の強化のほか、膵臓からのインスリンの分泌を促進し、血糖値を下げる効果が期待できます。

(タウリンが含まれる食品)
さざえ、どこぶし、帆立貝、あさり、たこ、ずわいがに、やりいか、
マグロ(血合い)タイ、さば(血合い)

(効果が期待できる疾病)
心疾患、高血圧、動脈硬化、脳血管障害、高脂血症、糖尿病、
肝臓病、胆石症

・キチン・キトサン

動物に含まれる数少ない食物繊維の1つで、キチンを加工しやすく化学変化させたものがキトサンです。

一般の食物繊維としての働きの他に、細胞の免疫機能を強化し、自然治癒力を高める効果があり、がんの抑制やアレルギー疾患にも役立ちます。

また、コレステロールから生成される胆汁酸の排泄を増加させるため、総コレステロール値の低下作用があるなど、広範囲な効果が脚光を浴びています。

(キチン・キトサンが含まれる主な食品)
かに、えび、桜えび、しゃこ、おきあみ、甲殻類の殻、
昆虫の外皮、きのこの細胞壁、イカの軟骨、チーズ類

(効果が期待できる疾病)
がん、高脂血症、アレルギー疾患

・ギムネマ酸

インド・東南アジアに自生するガガイモ科の多年草ギムネマ・シルベスタの葉から抽出される成分です。

木の葉には甘みを感じさせなくする不思議な作用があります。腸管から糖分が吸収されるのを抑制し、血糖値の上昇を防いだり、肥満予防にもなります。
ギムネマ茶には便秘にも効果があるといわれています。

(ギムネマ酸が含まれる食品)
ギムネマ茶(湯飲み茶碗1杯分)

(効果が期待できる疾病)
肥満、糖尿病、便秘

・カプサイシン

唐辛子に含まれる辛味成分です。 唐辛子を食べると、身体が熱くなるように感じ、発汗を招いたりします。これはエネルギーが活発に消費されるために起こる現象です。

体内に入ると交感神経を刺激し。血行よくして体温を上げるため、その体内の脂肪がエネルギーとして消費され、ダイエット効果が期待できます。

(カプサイシンが含まれる食品)
唐辛子(特に赤唐辛子の種のまわりに多い)

(効果が期待できる疾病)
肥満

・ナットウキナーゼ

大豆が発酵して納豆になる際に、納豆菌が作り出す成分がナットウキナーゼです。

納豆のねばねばの中に多く含まれます。制がん作用や強壮効果があるほか、血管中の血栓を直接溶かす作用があり血液をさらさらに保ちます。

そのため心筋梗塞や脳溢血の予防が期待できます。

(ナットウキナーゼが含まれる食品)
納豆

(効果が期待できる疾病)
心筋梗塞、脳溢血

・ルチン

そばに含まれるフラボノイドの一種でビタミンPとも呼ばれています。 ビタミンCの吸収を助け、酸化から守り細菌の進入を防ぎます。

また毛細血管の強化により血管壁を強くし、血圧の降下作用があります。また、出血性の病気に対して予防の効果を発揮します。

(ルチンが含まれる食品)
そば(ルチンは水溶性なのでそば湯に溶け出します)、トマト

(効果が期待できる疾病)
高血圧、脳出血、歯茎からの出血など出血性の病気

いかがでしたか?

食物にはそれぞれ大事な働きを持っていますね。

これらをバランスよく摂って元気でスマートな「健康生活習慣」を送りましょう!(*^_^*)


 

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