デトックスな食事で健康ダイエット!
スポンサードリンク「デトックス」については最近いろいろなところで話題になってますので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、入門編的に整理してお話したいと思います。
「デトックス」とは解毒という意味があり、体内に蓄積した有害物質をうまく排出させて、健康になろうと言う健康法の事です。
体内に蓄積する有毒物質は、皮膚から入ってくる場合もあるし、呼吸をして入ってくる場合も有るし、もちろん食事から入ってくる場合もあります。
では、どんな有害物質がどんな形で体内に入るかを見ていきましょう。
有害物質と食べ物の関係は主に以下のようになります。
○メチル水銀
マグロ、メカジキ、キンメダイ、クジラなどの大型魚や深海魚。
○カドミウム
汚染された大気。たばこの副流縁。汚染された土壌で栽培された作物など。
(たばこはやめましょうねー)
○ヒ素
残留農薬、殺虫剤、魚介類、海藻、排ガスなど。
○アルミニュウム
調理器具、アルミホイル、たばこ、殺虫剤、汚染された大気など。
○PCB(ポリ塩化ビフェニ-ル)
かつて可塑剤や塗料、インキ、加熱紙などに含まれていましたが、
体内の残留性が高く危険であることから、いまでは製造も使用も禁止されていす。
しかし、いろんな形で海に流出し魚介類に含まれる事もあります。
○残留農薬
農作物
○ダイオキシン
ゴミや産業廃棄物の焼却時に発生し、大気中や地中に残る
以上が、代表的な有害ミネラルと有機化合物です。
「日本人男性におけるミネラルとBMIの関係」という安田寛・予防医学研究所長の論文によると、毛髪ミネラル検査を受けた20~60歳の男性1550人のデータを解析したもので、肥満度指数のBMIが高くなるほど、毛髪中のメチル水銀、ナトリウム、カリウムの濃度が高かったのです。
一方、マグネシウム、カルシウム、亜鉛といった、身体に有益とされるミネラル類の濃度は低くなっていたと言うのです。
この理由は、メチル水銀は脂肪組織に多く蓄積されて、代謝に関係のある酵素の働きを低下させることが分かっていて、このため、体内の水銀濃度が高い人は痩せにくくなりBMI値が高い結果が出たといわれています。
また、この研究では次のことも確かめられています。
1.亜鉛には水銀の毒性を弱める働きがあり、その摂取量が少ない人は水銀が体内に蓄積されやすい。
2.マグネシウムを多く摂取している人は、メタボリックシンドロームの人に起こりやすい心臓疾患死が少ない。
有害物質はいろいろな食物の中以外にも、大気中や地中にも存在し、口から皮膚から我々の体内に入ってきます。
でも、本来人間の身体は、このような有害物質を肝臓で解毒し、腎臓や大腸などで対外に排出する機能が備わっています。
しかし、長年にわたって産業廃棄物を出し続けた結果、その人間の機能を越えるほどの有害物質が日常生活の中に増えて、体内に溜まっていくのを避けられない所まで来ているのです。
このように書きますと、もう何も食べれないし、息も出来ないような状態に感じてしまいますが、これらの解毒作用を促進する食品を上手にとることや、運動をして汗をかいたり、腰湯などのお風呂に入って代謝を高めることなどで、かなり防げるのです。
それが、「デトックス」なのです。
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