目の筋トレで若さをキープ!

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目の健康管理と栄養については「目の疲労は危険です」の記事を見ていただくとして、ここでは目の筋肉を鍛えて、いつまでも若々しい目をキープするお話です。

目の焦点は、レンズの機能がある水晶体が筋肉の働きで近くを見るときに厚くなり、遠くを見るときには薄くなるように調節しています。水晶体は毛様体と呼ばれる筋肉がつながり、チン小帯で支えられてます。


近くを見るときは毛様筋が収縮し、チン小帯が弛緩することで水晶体が厚くなり、 遠くを見るときは逆に毛様筋が弛緩し、チン小帯が引っ張られることで水晶体が薄くなるのです。 このようにして私たちの目は遠近にピントを合わせています。

でも、この水晶体は加齢とともに硬く弾力性がなくなって薄い状態から変化しにくくなってきます。これが、いわゆる老眼になるわけです。(^_^;)

 


水晶体の老化は避けられませんが、硬くなるのを防げれば老眼は防げるし、老眼の人も訓練によっては水晶体に弾力性が戻り、目が良くなることがあります。

方法は簡単です!


自分の目の前15センチほどのところにペンでもいいし、自分の親指でもよくて、それをじっと見る!次に、その親指の爪の向こうにある出来るだけ遠くの目標をじっと見る。このとき、親指の爪と遠方にある目標とが1直線に並ぶようにすることが重要です。これを2,3秒に1回を1日50回から100回行うことが目の筋トレです。

 

いつでも、どこでも出来るので、朝昼晩と回数を分けてトレーニングすると続けられやすいですね。目の筋肉は、自分の意思では動かせない不随意筋ですが、この運動ならば動かし鍛えることが出来るのです。

 

ある実験レポートによると、老眼でない40歳代前半の16人を、目の筋トレをする組としない組に分けて、3年後に近距離のピント調整力を測ったところ、目の筋トレをした組は平均30センチ以内にピントが合う能力を持ち、老眼になっていませんでした。

 

一方、目の筋トレをしない組の平均調整力は老眼の値まで落ちていました。確かに、一日や二日では変化は出ませんが、信じて目の筋トレを続ければ必ずいい結果が出るのです。もちろん人の個人差はあると思いますが信じて続けることです。

それに、この目の筋トレはリスクがありません。

 

お金はかからないし、目の筋トレをやることによる弊害はないのですから、やったほうが得ですよね。でも、人前ではあまりやらないほうがいいと思いますよ。私がやっていたら、その先にいた人がへんな顔して睨んでました!

 

そりゃそうですよね、親指立ててなんか自分のほうをチラチラ見ているのですから、オカシイやつだと思われても仕方がないですよね。(^_^;)


この目の筋トレを続けるといいことがもう一つあります。

目の房水という液体の流れが良好に保たれて、目薬を注しているように目の健康によく、白内障や緑内障の予防に
もつながると言われています。いま人気の「目力トレーニング」というゲームソフトは動く物を正確に見る動体視力や、広い範囲を見る能力などを遊び感覚で鍛える内容でヒットを続けています。

 

こうした目の力は20歳前後をピークに次第に衰えて、中高年では小学生レベルか、それ以下に落ちてしまうのです。この目の力、動体視力や広い範囲を見る力が落ちると、車の運転で事故を起こしやすくなったり、スポーツの競技能力が落ちたりします。

 

また、瞬間的に複数の文字を把握する能力が衰えると、文章を読むのに時間がかかり、新聞や読書が苦痛になる恐れもあります。

 

目力の鍛錬は脳にも良い影響をあたえます。

ゲームソフトを買わなくても、電車内から通過する看板を目で追って読んだり、すれ違う電車内の人の顔を確認したり、日常のいろんな所で鍛錬できますのでぜひやってみてください。


大事なのは続けることです。

一日や二日ではどうにもなりません。

””継続は力なり””ですね。(*^_^*)

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