この食材が若さを保つアンチエイジング!

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若さを保つアンチエイジング対策もメタボリックシンドローム対策もガン予防対策も基本的には同じです。

「適度な運動」や「ストレスをためない」ことは、とても大事ですが、「食事面」で言うと、つまるところ、「緑黄色野菜」、「魚」、「大豆製品」をバランスよく摂ると言うことになります。

 

●「魚」に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)を週5日以上とると血液がサラサラになり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも減るというデータがたくさんでています。

●納豆などの「大豆製品」に多く含まれている大豆イソフラボンがアンチエイジングにもメタボ対策にもがん予防対策にも有効といわれています。

●老化のいちばん大きな原因になるのはフリーラジカル(不安定で反応性の強い原子や分子)で、これが細胞のがん化や老化にも関係します。それが暴れるのを抑えるのが「抗酸化カ」で濃い色素をもった「緑黄色野菜」です。

太陽は植物を含め生き物に命の恵みを与えてくれてますが、生き物にフリーラジカルをもたらすものでもあります。その太陽光線の害から生き物を守っているのは「色素」なんです。

たとえば、ベニザケなど赤い魚はアスタキサンチンという抗酸化カのある天然色素で守られていますし、緑黄色野菜のβ-カロテンも、トマトなどに多いリコペンも、生き物が自分の命を守っている「色素」なのです。

その「色素」を人間がいただいて、がん化や老化の防止につなげるというわけです。


食物繊維が多い野菜をおやつにするおすすめの料理法があるんです。
ゴボウ、ニンジン、ダイコンなどを約5cmの長さに切り、電子レンジで3分温め、きな粉をまぶします。食物繊維が豊富で、きな粉の蛋白質が加わる健康食です。

きな粉には必須アミノ酸の一つ、トリプトファンが含まれており、これは体内で、「幸せホルモン」といわれるセロトニン(精神安定、催眠作用などがある)の素材になるものです。

セロトニンはチーズ、バナナ、メザシなどに含まれますので、ストレスの多いサラリーマの「うつ」対策にに最適ですし、子供に摂取させるとキレなくなるといわれます。

特にチーズは「幸せホルモン」もカルシウムも豊富ですので、やさしい元気なお子さんになりますよ。


「おから」もおすすめの食材です。エネルギー量が少なく、不溶性食物繊維が多い食品ですので、便通には相当いいのです。「おから」そのものは調理しても食べにくいので、混ぜることで利用価値が上がります。「おから」を混ぜて炊き込みご飯にするとか、チャーハンに混ぜるのもいいと思います。


人間の食欲は90分単位で動きますので、12時に昼食をとったら、3時か4時半ころに何か食べたいな、と感じます。いわゆる「おやつの時間」になりますが、その時は何か口に入れたほうがいいんです。

なぜなら、おなかがすきすぎて飢餓状態になってから食べると、そうでないときに食べるより太るんです。我慢しないで、おやつとしてゴボウをチンして、きな粉をまぶして食べるのはカロリーも少なく食物繊維がありますので、腹もちもよくいいと思いますよ。


また、3時~4時半は疲労がたまってくる時間帯なんで、牛乳にクエン酸を入れて飲むのも、とても効果があります。黒酢を入れてもいいんです。疲労の原因は筋肉中にたまる乳酸ですから、疲労物質である乳酸をクエン酸で分解して体外に出してしまえば、疲労は回復します。


おいしく食べるということはとても大事なんです。
食べると、さきほどの「幸せのホルモン」、セロトニンが分泌されるんです。セロトニンの多くは腸の周りにあることがわかってきています。腸を動かすと、セロトニンが分泌される。とくに食物繊維の多いものを食べると腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)がよくなり、長くセロトニンが分泌されます。

それが幸せ感となり、病気の克服、生きる力につながるし、若さを保ちいきいきとした健康な人生を送ることができるのです。

日本人の「健康寿命」と「平均寿命」の差は7・5年あって、晩年の7年半は病気や非健康の状態で地域や家族のお世話になると言われていますが、食べる喜びを忘れないで、上記のような「健康生活習慣」でアンチエイジング対策、メタポリツタシンドローム対策、がん予防対策をして、「死ぬまで元気!」を合言葉に頑張りましょう!!


100歳を何年か過ぎたある日の晩、友人たちと遊んできた今日の楽しかった出来事を、家族と団らんしていて、「あはははは!!」と笑って、「カク!」って笑顔のまま死にたいものですね。。。(^_^;)


 

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