知って得する便秘対策
スポンサードリンク一般的に男性はストレスなどで下痢になりやすいのですが、便秘は圧倒的に女性が多いのです。
女性も第一線でバリバリ働く方が増えましたし、夜中まで仕事をして、お酒やタバコもやると言う「オヤジ化」しているし、これに加えてダイエットなどで3食きちんと食事を摂っていない人が多く、便秘が増えているようです。
便秘のときに硬い便をいきんですると肛門の粘膜に傷がつき、そこから便中の細菌に感染して炎症を起こし痔になりやすくなるのです。
便秘のときに硬い便をいきんですると肛門の粘膜に傷がつき、そこから便中の細菌に感染して炎症を起こし痔になりやすくなるのです。
便秘には食物繊維が効果的といわれていますが、大事なことは、水に溶ける「水溶性食物繊維」と、水に溶けない「不水溶性食物繊維」をバランスよく摂ることです。
「水溶性食物繊維」は果物、コンニャク、海藻類などに含まれていて、便をやわらかくします。
また、「不水溶性食物繊維」は穀類、野菜、豆類、イモ類などに含まれていて、腸管を刺激する作用があります。
食物繊維の理想的な摂取量は成人1日当り20~25グラムですが、日本人の食生活が欧米化したために、平均16グラム程度しか取れていないと言われてます。
しかし、20グラムの食物繊維を野菜で摂ろうとすると、トマトでは大きさにもよりますが10~20個、キュウリでは20本以上食べなくてはなりません。
効率よく摂れるのはキノコ類、豆類、海藻類、山菜類で、その中でも食物繊維の多いのは、寒天、黒キクラゲ、ひじき、まこんぶやインゲン豆、そら豆、きな粉、小豆、大豆、納豆などが比較的多く含まれています。
食事以外の「おやつ」にでも、トライフルーツがとてもおすすめで、干し柿はなんと、一個(70グラム)で10.7グラムの食物繊維が摂れるのです。
食物繊維と並んで大切なのが「ビフィズス菌」を含んだ食事です。これは、下痢の予防にも効果的です。腸内細菌には健康のためによい働きをする「善玉菌」と健康に悪さをする「悪玉菌」がありますが、「善玉菌」の代表がビフィズス菌です。
人間の中で、便秘も下痢もしにくく、腸が一番丈夫なのは、赤ちゃんで、乳児の腸内細菌のほとんどがビフィズス菌です。
しかし、離乳食が始まるとビフィズス菌が減り、悪玉の大腸菌などが増えていき、高齢者ではビフィズス菌の割合が全体の5%しかなかったと言う報告もあり、加齢と共にビフィズス菌の割合が減ってくると言われてます。
したがって、乳糖を多く含む乳製品やオリゴ糖、生きたビフィズス菌製剤(ヤクルトなど)などを意識して摂るようにしたいですね。
そのほか、腸内を滑らかにし、排便をスムースにするために、適度の脂肪、たとえばオリーブオイルなどを1日に10~15グラム摂るといいし、朝起きたときに、冷たい水や炭酸飲料を飲んで、腸を動かすのもとても効果的です。
このように、食事に注意をするのと、忘れてはいけないのが、適度な運動を心がけることです。
食事と運動を日常生活の中にうまく組み入れて、健康的な生活習慣を身につけて、いつまでも元気でスマートにいられるようにしましょう。
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