カレーは漢方並みの健康食品!
スポンサードリンクカレーは大人も子供も、みんな好きな料理の一つですね。どこの家庭にも、「我が家のカレー」と言うくらい、家によって味が違うようですが、大変ポピュラーです。
そして、このカレーは漢方薬に大変似ていて、さまざまな病気の予防に役立つと注目されています。
ご家庭でカレーを作る場合は、市販のカレールーを使って作ることが多いのですが、カレー特有の黄色や風味はカレー粉によるものです。このカレー粉にはさまざまな香辛料が微妙なバランスで配合されています。
カレーに含まれる主な香辛料と「生薬名」は以下のようです。
・ターメリック :う金(うこん)
・サフラン :番紅花(ばんこうか)
・クミン :馬芹(ばきん)
・コリアンダー :胡ずい子(こずいし)
・みかんの皮 :陳皮(ちんぴ)
・フェヌグリーク :胡慮巴(ころは)
・ナツメグ :肉豆蒄(にくずく)
・シナモン :桂皮(けいひ)
・フェンネル :茴香(ういきょう)
・カルダモン :小豆蒄(しょうずく)
・クローブ :丁香(ちょうこう)
・ガーリック :大蒜(たいさん)
・ローリエ :月桂樹(げっけいじゅ)
・ジュニパーベリー:杜松(としょう)
・唐辛子 :蕃椒(ばんしょう)
・ペッパー :胡椒(こしょう)
・ジンジャー :生姜(しょうきょう)
・マスタード :芥子(がいし)
このように、おなじみのカレーの各種香辛料は、漢方薬に匹敵するのです。
と言うわけで、カレーには、次のような効能があると言われています。
1.新陳代謝が促進され、血液の循環がよくなります。
2.解毒作用があり、排尿、排便により体内にたまった老廃物や不要物の排出を促します。
3.免疫力が上がり、感染に対する抵抗力を高めます。
4.寒暖のストレスに強くなり、適応力がつきます。
5.香辛料の刺激で食欲を増進させたり、逆に食欲を抑えたりすることが出来ます。
6.香辛料の香りと舌への刺激で塩分が少なくても美味しく食べられ、減塩効果があります。
このように、いい事がいっぱいでまさに健康食品ですね!
実際にカレーを食べると、身体の中でもっとも大きな変化が現れたのは、脳の血流量とある大学の研究で発表されています。カレーを摂取後は脳の血流量が3~4%増加し、その状態が1時間にわたって持続したのです。
カレーを食べると若い人はもちろん、高齢者の脳の血流量も増えることがわかっています。したがって、高齢者にこそ向いた食べ物で、脳血管性の認知症予防に役立つのではないかと期待されています。
カレーを食べて、どっと汗をかいた経験があると思いますが、これは、体内の代謝が活発になって血行がよくなり、身体が温まった状態なのです。体温が上がると言うことは、免疫力も高まり体調が改善される、よい反応なのです。
予断ですが、汗を目の周りだけにかくという場合は、脳に何らかの不調が起きていることがあります。徹夜が続いたりして疲労がたまっているので、そんなときは無理をしないようにね。(*^_^*)目の周辺は脳の状態をよく表すと言われています。
また、カレーは時間をかけてグツグツ煮込むほどいいと思いがちですが、香辛料の有効成分が揮発して効果がなくなるので注意してください。およそ1時間以内にしておくことです。
では、私が最近作っている美味しいカレーをご紹介しましょう。簡単に出来て、美味しいので是非試してください。それに、市販のルーを使っていないので、カロリーも控えめですし、小麦粉も使っていないませんので、胸焼けなどもしません。
ヘルシーで美味しいカレーです!是非お試しください。
「クリーミーなチキンカレー」
作り方
1.鶏もも肉を2~3cm角に切る。
小さめの方が食感がよいし、食べやすいです。
2.鶏肉に下味の塩、コショウ、カレー粉をまぶし、
バター半量と油を熱したフライパンで焼き、焼き色がついたら一旦取り出します。
3.2のフライパンに残りのバターを入れて、
タマネギのみじん切り、おろしニンニクを炒めて、角切りにしたトマトを入れ、カレー粉を加えてさらに炒め、白ワインを加えて半量になるまで煮詰めます。タマネギは弱火でつぶつぶ感がなくなるまでしっかり炒めることがポイントです。
4.3に鶏肉を戻しいれ、すりおろしたリンゴ、ブイヨンを加え、さらに半量になるまで煮詰めます。
5.4に生クリームを加え、とろみがつくまで煮込み、塩、コショウで味を調え器に盛ったバターライスにかけ、パセリのみじん切りを振りかけて、出来上がりです!普通の白いご飯でも、美味しく食べれますが、バターライスのほうが、コクのある高級感の味が楽しめます。
材料(4人分)
・鶏もも肉 400g
・タマネギ(みじん切り) 200g(1個)
・おろしニンニク 小さじ1/2
・トマト 1個
・カレー粉(3で使う分) 大さじ2
・リンゴ 1個
・白ワイン 1/2カップ
・ブイヨン 1カップ
・生クリーム 1カップ
・パセリ(みじん切り) 大さじ1
・バター 30g
☆鶏肉下味(2で使う)
・塩 小さじ1
・コショウ 適量
・カレー粉 大さじ1/2
カレーの辛さは好みによって後からでもカレー粉を追加すれば味を変化できます。
朝、なかなかエンジンがかからないスロースターターは、夕食より朝に食べた方が、代謝や血行がよくなり頭の回転もよくなりますよ。冷え性の人や血圧が低めの人には、朝のカレーがお勧めです。
では、美味しいカレーを食べて、元気でスマートに行きましょう!!!
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