もしかしたら、大変な間違いを犯しているかも。。。。。(怖)
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どうも、なかなか痩せないな~、
脂肪が落ちないな~っと思っている方、、、
もしかしたら、大変な間違いを犯しているかも。。。。。(怖)
アメリカ・インディアナ州立パデュー大学のティーガーデン教授らが「副甲状腺ホルモンが肥満の原因と深くかかわっている」と発表しました。
この教授らの研究の結果は、血清中のカルシウムが多い人ほど「体重」と「体脂肪」が少ないことがわかりました。
仕組みは、このようになります。
脂肪を分解する酵素のリパーゼの働きを、副甲状腺ホルモンが阻害します。そして、カルシウムがこの副甲状腺ホルモンの量を減らす役割を持ちます。同時に、血清中のカルシウムの濃度が低いと、体脂肪、体重が増加するのです。
この関連をまとめると、このようになります。
Caの充足(増加)-->副甲状腺ホルモン(減少)-->体脂肪(減少)
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ー->血清中Ca(増加)-->体重(減少)
また、カルシウムを十分に取ると、体温が上がりエネルギーとして脂肪が燃焼されるのです。逆にいえば、カルシウムが不足すると、脂肪が燃焼されにくくなるのです。
こうしたことから、カルシウム不足は、脂肪が増加し、肥満になるといえるのです。
人間の身体には、生きていくために身体を一定の状態に保とうとする「恒常性」という働きがあります。つまり、栄養が足らなくなると、飢餓状態から身体を守ろうとして、さまざまなホルモンが分泌されます。
副甲状腺ホルモンも、そのうちの一つで、カルシウムが不足すると、身体を飢餓状態から守ろうとして体脂肪の合成を促進させ、体重を増加させて飢餓に耐えようと身体が、自然に反応し、脂肪を貯めてしまうのです。
これが、よくある間違ったダイエットの一例です。
ダイエットをするために、食事制限をしてカロリーを減らしたつもりが必要な栄養素まで減らしてしまい、身体が飢餓状態になっていることがよくあるのです。
このようなことを重ねていると、50,60歳を迎えたあたりには身体が、ボロボロになっているということもあり得ます。
大事なのは、摂取カロリーを減らしても、必要な栄養素は決して減らしてはいけないし、そんなことをしても飢餓状態に陥るだけでダイエットにはならないということです。
健康的なダイエットをするには、少なくとも、カルシウムは十分に摂ることです。十分に吸収されたカルシウムは、身体の中で、脂肪を分解する酵素リパーゼを阻害する副甲状腺ホルモンを抑制して、体脂肪の燃焼を助ける働きをします。
さらに、体脂肪が合成されるのを抑制し、すでに蓄積されている体脂肪の分解も促進します。
身体の基礎代謝が上昇するのでエネルギー消費は増加し、体温も上昇し免疫力もあがり健康になります。
「これがスリムな体型で、体調がいい人の状態なのです!」
いつも言っている「健康生活習慣で元気でスマート!」ということですね。(*^_^*)
では、1日にどれだけのカルシウムを摂ればいいのでしょうか?
成人女性が1日にとりたいカルシウムの量は600~700ミリgですが日本人女性のほとんどが、その摂取量に満たないといわれています。女性だけでなく、男性もカルシウム不足の人が多いといわれています。
カルシウムは小魚や牛乳などに多く含まれていますが吸収率は食品によって異なり、小魚が25~30%、牛乳が35~45%で、牛乳豆腐やチーズは50~55%になります。
バランスよく食品を摂ることが大事ですが、チーズなどをこまめに取り入れると、効率よくカルシウムを摂ることができるでしょう。
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