正しいウォーキング!
スポンサードリンクまず、お聞きします。「一日何歩歩いてますか?」
わからない人は、まずは歩数計を手に入れ、自分が一日どれだけ歩いているか調べましょう。それがわかったら、それにプラス1000歩をまずは目標に歩きましょう。1000歩と言うと約10分、距離にして600~700mです。
国民健康の調査によりますと、1日1万歩以上歩く人の割合は40歳代で27.5% 60歳代で25.5% と年代が変わってもほぼ同等ですが、1日4000歩未満の人の割合は、40歳代で14.7%、50歳代で18.2%、60歳代で23.8%と年をとるごとに増えています。
この「歩行不足」の人たちにとって、プラス1000歩は決して少なくないのです。4000歩の人が5000歩になれば25%アップ、2000歩の人が3000歩になれば50%アップですから。
健康のためには「一日1万歩」が定説で、時間にすると一時間以上歩く必要があります。 以前は、1回最低20分間継続しないと効果がないとされていましたが、今は、細切れの5分間、10分間の運動でもトータルで1万歩であればよいとされています。
歩くことは、筋肉にブドウ糖を取り込むインスリンと言うホルモンの働きを改善しますし、中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増やすことができます。このウオーキングの効果は、メタボリック症候群をはじめ生活習慣病の改善に大変役立ちます。
では、正しいウオーキングはどのようにしたら良いか。。。
ウオーキングと言えども無理をしてはいけません。自分のペースや体調を良く見て、自分のペースでやるようにしましょう。
やはり最初は、ウオーミングアップのストレッチをしましょう。まずは、腕を大きく振って、その場で大きく足踏みをしましょう。
次に、足を開いて腰を落として、アキレス腱やふくらはぎの筋肉を伸ばし足腰を柔軟にしましょう。
歩き方は、視線を20mくらい先に置き、背筋を伸ばしたきれいな姿勢で歩きましょう。平地の歩き方は、かかとから着地し、足裏全体で地面をとらえて重心を移動させ、親指の付け根で身体を押すような感じで歩きます。
普段よりもやや歩幅を広めに前に出し、腕の振りも肩の力を抜いて自然に、少し大きめに振りましょう。
通常のゆっくり歩くペースは時速約4キロですが、健康のためのウオーキングでは、少し早目の時速5キロ程度で歩きましょう!
こう言った歩きで、自分に合ったペースは一体どの程度の負荷なのでしょうか?
その概要を知るには、1分間あたりの心拍数で自分にとっての運動の強度を知ることができます。感じとしては「ややきついと感じるが会話ができる程度」になりますが、計算方法は、220から自分の年齢を引いたのが、「最大心拍数」となり、それに0.6を掛けた値から、0.75をかけた値の心拍数の範囲が効果の高い運動強度となります。
たとえば、35歳の人だとすれば、
220 - 35 =185が最大心拍数となり
185 x 0.6 =111から185 x 0.75=139の間の心拍数が安全で効果的な心拍数と言えます。
心拍数のはかり方は、手首に反対の手の指2~3本をあてて15秒間はかり、それを4倍すれば1分間の心拍数が測れます。または、自動的に測定してくれる腕時計タイプのも1万円前後で売られています。
それと忘れてはならないのが、靴です。
底が柔らかめの街歩き用や底が硬めの野山歩き用などいろいろなタイプがありますので、自分に合ったものを選びましょう。
本格的なものだと1足2万円前後しますが、もちろん普通の靴でもかまいませんが、こう言った本格派のグッズを思い切って揃えてしまうのも長続きする動機にもなりますね。
軽量で優れたクッションで足をやさしく守る最適なシューズを選びましょう。
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