「百害あって一利ない紫外線」の対策
スポンサードリンク日に焼けた肌は健康的に見えるし、ちょっとワイルドなイメージで、かっこいい感じですが、これが肌に多くのダメージを与えてます!
昔は、真っ黒に日焼けした子供たちは健康的と言っていましたが、今は、世界保健機関(WHO)では「日焼けは健康への注意信号」と警告しています。
ましてや、日焼けサロンなどはもってのほかです!!
お金を出して、肌をいじめて老化を早めているのですから、恐ろしいことです!
紫外線で日焼けした肌は、組織的に損傷が大きいため、疲れやすい身体になったり、風邪をひきやすくなったりします。肌だけでなく、目にも多くの紫外線が当たると、目の水晶体が日焼けして白内障になってしまいますので、UVカットのメガネは必需品ですね。
では、ここで紫外線について勉強していきましょう。
「紫外線」のことを英語で、「UltraViolet rays」と言いますので、頭文字のUVで表すことが多いですね。よく「UVカット」などは聞いたことがあると思います。UVはウルトラ・バイオレットのことですね。
この紫外線によって得られる日焼けに2種類あります。
ひとつは、数日後にできる「黒い日焼け」となるUVAです。これは波長の長い紫外線のことで、肌の奥まで届き、メラニン色素の生成を促し、黒い日焼けや、しわ、たるみの原因となります。
もう一つは、一種のやけどに当たる「赤い日焼け」となるUVBです。これは波長の短い紫外線のことで、表皮に作用して、肌を赤く日焼けさせ、免疫系にも悪さをします。
お年寄りなどに見られる、顔のシミや斑点は老化現象と思われてきましたが、これは「光老化」が原因と言われています。「光老化」とは、長年、強い紫外線を浴びることにより、皮膚にダメージが蓄積されて発生するものです。
日本では、好んで日に当たらなくても、必要な太陽光は日常生活で十分に得られています。
まして、最近ではオゾン層の破壊で、地上に降り注ぐ紫外線が増加していますので、注意が必要なのです。
まさに今の時期、4月ごろから紫外線が強くなり出して、7~8月がピークになります。
意外と「UVA」は一年中で5月がもっとも多いとされています!!
では、これらの紫外線対策は。。。。。
1.日傘はうまく使うと、とても快適で、紫外線も多く防げます。
2.帽子は必需品です。帽子のつばは7cm以上が理想的です。
3.日傘や帽子や洋服の色も大事な要素です。
黒い色の方が紫外線を多くカットすると言われてますが、白と比べてもせいぜい5%くらいなものですので、熱の吸収で暑い思いをすることを考慮すれば、やはり、白い色の方がおすすめです!
4.日焼け止めクリームや乳液を使う。
この選び方は、容器に記載された「SPF」や「PA」の数字などによって、UVカットの有効性がわかるようになっています。
「SPF」はUVB(赤い日焼け)の防止効果を示し、「PA」はUVA(黒い日焼け)の防止効果を示しています。SPFは数が多いほど紫外線防止効果が高く、PAは+が多いほど効果が高まります。
おおよその目処は、散歩や買い物などの日常生活ならば「SPF10」や「PA+」で十分ですが、炎天下でのハイキングやゴルフや海水浴では、「SPF30」以上、「PA+++」のものを選びましょう。
ちょっとした注意で、お肌を若々しく保つことができます!(#^.^#)
逆に言いますと、ちょっとした不注意で、とんでもないことになると言うことです。(怖;)
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