脳に栄養を!
スポンサードリンク熊本県が行った調査によると、小中学生対象の学力テストで、中学生の5教科合計500点満点の学力テストで「朝食を必ず食べる」グループと「ほとんど食べない」グループの平均点の差が、65.4点もありました。
これは規則正しい生活習慣の大切さを裏付けたものですが、「脳の栄養」を考えても当然の結果と言えます!
脳のエネルギー源は、ブドウ糖だけです。そして、このブドウ糖は肝臓にグリコーゲンの形でわずかしか蓄えられていないのです。
とうぜん、一晩寝ると、体内に蓄えられたグリコーゲンはカラになってしまいます。朝食を抜くと、脳に必要なエネルギーが供給されませんので、集中力は低下するし、ミスは多発してしまうなど、勉強にも仕事にも問題がおこります。
だから、朝食を抜かずにしっかり食べることがとても大事で、特に脳にとっては必須となります。では、脳の栄養に欠かせない「ブドウ糖」の食事はどんなものがいいのでしょう。。。
女子栄養大の三浦教授は脳を目覚めさせる朝食として、「ごはんなどの炭水化物(糖質)とともに、糖質を効率よくエネルギーに変えるビタミンB1の食品も食べるように」と言ってます。
B1を摂取するには、白米を胚芽米にかえるのもいい方法だし、洋食ならピーナツクリームやシリアルなどの食品がお勧めです。
それでは脳を元気にするメニューの例を少しご紹介します。
・豚肉のチーズはさみ焼き
豚肉のビタミンB1でエネルギー代謝アップ、
チーズのカルシウムは鎮静効果
・鶏肉の煮込みビネガー風味
鶏肉のトリプトファンが脳の神経伝達物質の材料になります。
・かぼちゃとカリカリじゃこのサラダ
にんにくにビタミンB1の吸収力を高める効果があります。
・アジのムニエル香草風味
アジのDHAなどが神経伝達を活発にします。
・鶏肉の変わり揚げ
鶏肉のほか、ゴマのビタミン
・ふきとエリンギのピーナッツあえ
ピーナッツやエリンギにビタミンB1が豊富
「脳を活性化するメニュー」の詳しいレシピなどは、
女子栄養大学のホームページに載っていますので見てくださいね。
ビタミンB1が豊富な豚肉のほかに、脳の神経伝達物質の材料となるアミノ酸の一種「トリプトファン」を多く含む鶏肉や、神経細胞の保護作用があるドコサヘキサエキ酸(DHA)が多い魚などを食材にしたメニューが出ていますよ。(^.^)
こうした食事は年齢に関係なく効果的ですので、ぜひ、定期的に取るようにしたいものです。
また、年を重ねると注意したいのは「脳の低栄養状態」です。これは、同じ食材を食べ続けるなど食事が単調になるときに、おきやすいので注意しましょう。
この状態が続くと、脳の老化の引き金になりますので、いろいろな食材をバランスよく楽しみながら食べましょう!!
よく、「私の朝食は、もう何十年と同じのを食べ続けているの」と自慢げに健康食を食べ続けていることを言っている方がいますが、同じパターンだと、脳の老化が早まりますよ~!(怖)
「脳に栄養」と言うことでは、音楽や運動なども脳にとてもいいことが分かっています。好きな音楽を聴きながら、軽く身体を動かしたりするのもいいし、ダンスなどはとても脳に刺激が与えられて、「脳に栄養」がいきわたりますので、ぜひお試しください。
私は、エアロビックスとして、ヒップホップを習っているのですが、ちょっとボリュームを上げた快適なツービートのリズムに乗って踊るのってとても楽しいです!
ヒップホップでは腰、肩、首、腕など、日常生活では動かさない動きをしますので、関節の稼働域が広がり、
ウエストがすっきりしてきます。私はウエストが4cm絞れました!
脳もスッキリ、身体もスッキリと言ったことろです。(*^^)v
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