AEDのニュースと話題
人命救助応援要請アプリ「AED SOS」を開発 コエイド(株)
いま日本において「心停止」は年間7万件以上(1日約200件)起きており、その9割が死亡しているのが現状です。すなわち毎日約180人の方が亡くなっているのです。
それは心停止者の生存率は、何も処置をしなければ1分で10%低下し10分で亡くなるが救急車到着まで平均で約8.3分かかるからです。
しかし、救急車到着までに心臓マッサージとAEDでの電気ショックをおこなえば生存率は4倍に向上する。
だが残念なことにAEDの使用率はたった3.7%と低くそのため、9割が亡くなっているのです。
突然の心停止は高齢者だけでなく子供や健康な若者でも、誰にでも起こりうるものです。
Coaido(コエイド)株式会社は、「ITとデザインの力で当たり前に心停止者の命が助かる未来を作る」というミッションを掲げ、人命救助応援要請アプリ「AED SOS」を開発している。
日本には市民が使えるAEDが約30万台も設置されていて、世界有数のAED普及国です。
また、心肺蘇生法やAEDの講習を受講している市民の方は年間約140万人もいます。
さらに、医療系の仕事に従事されている方々も多くいます。
そして、人の命を助けるために自分ができることがあるなら協力したいという意志を持つ方々が数多くいる素晴らしい国です。
しかし、それらを有効につなげられてないのが現状です。
AED SOSアプリは、緊急事態が起きた時にスマートフォンのSOSボタンを押すと、位置情報を活用し、半径500m以内にいる救命協力者と即座につながり、AEDを持って来てもらったり、心肺蘇生ができる人が駆けつけてくれるアプリです。
同時に119番通報ボタンで救急に通報できるというもの。
これによりAEDの使用や心肺蘇生をおこなうことが即座にでき生存者を増やす事が出来ることを目的にしています。AED SOSは2015年3月のリリースに向けて現在開発中です。
7月1日は「AEDの日」
2004年7月1日に、医療機器であるAEDの使用が医療従事者でない一般市民にも認められたのを記念して7月1日を「AEDの日」としました。
市民の一人一人が「AEDの重要性を理解し、使い方を学び、設置場所を確認して、倒れた人に直ぐに使えるよう準備する」ことを願って「AEDの日」は設置されました。
この市民一人一人と言うところが重要です!
今年でAEDが普及し始めて10周年になります。
10年前のAED設置台数がおよそ7千台余りでした。2013年12月現在、駅や体育館、学校など一般の普及台数は約30万台を越えております。
しかしながら、市民に目撃された心停止症例が2万3797件あったのに対し、AEDが実際に利用されたのは、わずか3.7%しかありません。
現場近くにAEDがなかったことや、あっても使わなかった事例も多々あります。
AEDが必要な場所に備えらるていること、いざという時に助ける行動を起こすことができる人が多く増えるようになる必要があります。
皆さんの周りにどこにAEDが設置されているか、もう一度確認してみてください。そして近くに設置されていなければ、町内会や区に要請しましょう。
また、AEDの使い方を日本赤十字社や消防署に相談し講習会を開いてもらいましょう。
AED導入10年目プロジェクト! 減らせ突然死
AEDが一般市民でも使えるようになって10年目となりました。「AED導入10年目プロジェクト! 減らせ突然死」に、実際にいろんな方が経験された話が具体的に載ってます。
どんな時に、どんな風に、自分だったらどうしたらいいだろうなど、とても参考になるので、ぜひご覧いただきたいです。
しかしAEDを実際に使われているのはまだまだ少ないのです。
実際に現場でAEDによる電気ショックが行われたのは4%にも満たない。
もちろん近くにAEDがないという場合もありますが、
使い方が分からないとか、
我々一般市民が使っていいものなのかとか、
AEDを使うより救急車を待つべきだという声がNHKのアンケートで分かりました。
およそ半数の方が「心臓マッサージができない」そして「AEDを使えない」と答えてました。
心臓マッサージもAEDの使い方も難しくはありません!
日本赤十字社や消防署などで、心肺蘇生やAEDのやり方を講習してますので、積極的に参加してほしいものです。
まずは日本赤十字社の動画による説明をご覧ください。
新横浜公園にAED搭載電動バイク出現!
横浜市最大の運動公園である新横浜公園にAED搭載の電動バイクが寄贈されました。この新横浜公園には7万2千人を収容する日産スタジアムをはじめ様々な運動施設があり、すでに10カ所と園内移動用のカート2台にAEDが設置されてますが、この移動性の優れたバイクが加わり、広大な園内を循環したり、呼び出しにもすぐに答えられ、より安全な公園になったのではないでしょうか。
たとえばAEDが必要になった事態の時、そばにAEDがすぐに見つかればいいのですが、AEDを探す一方で、このAED搭載電動バイクを緊急呼び出しで対応すれば、より早く対処ができるのではないでしょうか。
AEDの設置場所を一発検索(無料版)
全国のAEDの設置場所が「日本全国AEDマップ(無料版)」アプリで一発検索できます。
携帯やスマホで、今いる自分の近隣のAED場所の名称や住所のリストと地図を表示してくれます。また住所を入れれば日本全国、離れたところも表示できます。
掲載されているAEDの場所情報は、一般投稿によるもので、誤ったデータがあった場合には、パソコンから投稿・修正が行えます。
いざと言うときにAEDを探し回ったり、AEDがあれば助かったのにと、後悔しないためにも携帯やスマホ、パソコンにURLを登録しておきましょう。
心筋梗塞、自宅より屋外のほうが生還率が高い!
突然の心臓発作で亡くなる人が年間30万人もいるというアメリカで、最近興味深い報告がなされました。
病院や自宅で心筋梗塞になった人が生還する率がたったの12%なのに対し、屋外でなった人が生還する率は、約3倍の34%もあると報告されてます。この生還率の差は最近巷でよく目にするようになったAED(自動体外式除細動器)のおかげなのでしょうか?
報告によると、屋外でかかるのが除細動器で治りやすいタイプの心筋梗塞だから、生還率が高いのだそうです。というのも、このタイプの心筋梗塞は、心筋梗塞の症例全体の25%に過ぎないにも関わらず、AEDがすぐ近くにある屋外で起こった心筋梗塞の80%が、この治りやすいタイプだったからなのです。
もっとも、家でじっとしているときになる心筋梗塞は、もともと心臓に、より深刻な問題を抱えている人がなるので、生還率は低く、AEDの有無に関係ないようですが、誰でも簡単に心肺蘇生ができるAEDは屋外でも自宅でも効果的だといえるでしょう。
作新大硬式野球部員らAEDで監督を救う!
野球部員を指導し引っ張っていく立場の監督が、突然目の前で倒れたら、相当動揺すると思います。
作新大硬式野球部員らは、チームワーク良く連携し、AEDで目の前で倒れた監督の命を救い、宇都宮東消防署から表彰されました。
元気で運動好きなシニア、AEDで命取り留め
高齢化社会になり、お年寄りが多くなってきましたが、最近のシニアは大変お元気な方が多く、ジョギングや水泳、テニス、野球など、いろいろなスポーツを楽しんでいらっしゃいます。
健康で、年を取るためにも運動はとてもよいことで、ぜひ多くの方が自分のペースに合った運動をされることをお勧めします。
しかし、このように、シニアな方が運動する人口が増えますと、やはりそれに伴う事故も多くなります。
先日も、還暦野球大会で心肺停止状態になった70歳の選手が、ほかのチームの64歳の選手がAEDを使って呼吸を回復し、一命を取り留めたニュースがありました。
赤ちゃんの応急処置は?!母親ら学ぶ。
幼い子供が、怪我や事故に遭った場合、近くにいる親の役割は大きい。すぐに適切な応急処置をしていれば、幼い命も助かることが多いのです。
でも、どのようにしたら良いか、またどのくらいの力を入れたらよいかなど不安なことばかりで、実際の現場ではただ慌ててしまうものではないでしょうか。。。
そんな事故などに合った時の応急処置の仕方を学ぶ講習会が各地で開かれています。
AEDバッテリー切れに注意 定期点検が不可欠
心臓疾患の患者を蘇生(そせい)する自動体外式除細動器(AED)が全国的にも普及し配備が進んでいますが、それらAEDのバッテリー使用期限が迫ってきているのが増えている現状です。万一の際に使えない恐れがあり、関係者は「普段から点検を」と呼び掛けを強めています。
FOMAモジュールでAEDを遠隔保全監視、NTTドコモらが開発2009年10月5日
AEDの普及に伴い、AED機器の保全管理に問題が出てきています。AEDはいつでも使える状態でないと意味をなしません。バッテリーが切れていたり、除細動パッドが壊れていたり、持出し中であったりなどでは、いざと言うときに役立ちません!
こんな悩みをフクダ電子、NTTドコモ、日本ソフト販売の3社が解決しそうです。10月5日、AED(自動体外式除細動器)遠隔監視システム「AEDガーディアン」を共同で提供すると発表しました。販売開始時期は2010年1月を予定しています。
札幌・苗穂「サマーフェスティバル・イン・なえぼ」でAED実技
室蘭イタンキ浜でサーファー救出!
北海道室蘭市東町のイタンキ浜で8月8日午前11時30分ころ、40歳代のサーファーが救出されました。
近くでサーフィンをしていた女性サーファーが、波に流されている男性を見つけ、「おぼれている!」と周囲に救助を求めて浜辺に引き上げました。
男性はすでに心肺停止の危険な状態でしたが、たまたまサーフィンに来ていた看護師と救急隊員も加わり、すぐに心肺蘇生を行い、他のサーファーは119番通報をしました。
神取忍 プロレスの事故防止に熱く語る
参議院で女子プロレスラーの神取忍さんが、女子プロレス界にAEDを普及する一歩として、尾崎魔弓選手とともにAEDの講習を受講しました。
13年前、尾崎魔弓選手との試合中の事故でプラム麻里子選手がなくなりました。
先日(2009年6月)、プロレスの神様であった三沢光晴選手が試合中に亡くなった事もあり、プロレス界の安全対策や健康管理をしっかり取り組まなければと、決意を語っていました。
13年前の女子プロの事故から、こう言った安全対策を取ってなかったことを反省し、今月行われるプラム麻里子選手の13回忌の追悼試合をまず第一歩としてAEDを取り入れることを決めました。
さらに神取忍さんは「今後女子プロレス界もしっかりと安全対策に取り組みスポーツ界そして日本国民の命をしっかりと守っていこうと思っています!」と自分のブログで熱く語っていました。
黒島で救急法講習会
石垣島と西表島との間にある小さな島「黒島」で黒島観光組合と共催で、救急法講習会を開催しました。
この沖縄地方は海がきれいで魚も豊富なのでダイビングやシュノーケリングで大変に賑わうと同時に水の事故も多く発生しています。
押尾学容疑者、死人に口なし!
東京・六本木のマンションで全裸女性変死が発見され、同室にいた俳優押尾学容疑者(31)が合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された。
押尾容疑者は「錠剤は女性に勧められた」とも話しており「自分が1錠、女性が2錠飲んだところ、女性の様子が急変し、女性が意識を失い、心臓マッサージをした」と供述していることが5日、警視庁への取材で判明した。
ママの応急処置で子供は助かる!
小さなお子さんはいつも事故と隣り合わせで、危険がいっぱいです。夏のシーズンですと日射病、熱射病、食当たり、もちろん、怖いのが水の事故、プールや海水浴だけでなく、池や小川、道の側溝なども危険がいっぱい。
こんな環境ですから、気をつけていても事故が起きることがあります。そんな時、いちばん身近にいるお母さんがすぐに応急処置をしてあげれば、大事なお子さんは助かるのです。
そんな観点から、ママに応急処置をマスターしてもらおうと、講習会が開かれました。
夏シーズンに備え、各地でAEDの訓練実施
夏のシーズンに入り、悲しいながら水の事故が多く報告されています。なかにはAEDがあったため一命を取り留めた例もあり、改めてAEDの有効性を確信します。
そんな中で、各地でAEDの講習会が開かれ、AEDの普及にも一役買っているようです。
(2009.07.17 中国新聞)
三原市大和町の和木小で16日、親子で心肺蘇生(そせい)法を体験する救急法教室があった。5、6年生23人と保護者18人が参加した。
市消防署西部分署大和出張所の署員が訓練用の人形を前に「あごを上げて呼吸を確かめて」「心臓マッサージは体重をかけて」などと指導。子どもたちは「大丈夫ですか」と呼び掛け、力を込めて人形の胸を押していた。保護者は自動体外式除細動器(AED)の使用法も学んだ。
6年松田里奈さん(11)は「いざというときは慌てず、対応したい」と話していた。
心肺停止男性をAEDで救命 /宮城
AEDがあったことによって、一命が助けられた例がいろいろと報告されています。
宮城県石巻市の総合体育館で突然、男性(72)が倒れ、心肺停止状態となりました。たまたま居合わせた女川消防署の中里清次郎さん(52)が心臓マッサージと人工呼吸を施す間、市職員の阿部主幹らは手分けしてAEDの準備や救急車を要請するなど救命活動を行いました。
彼らのチームワークの良い連携プレイで男性は一命を取り留めることができました。亀山市長はこの3人の市職員を「よく連携して沈着冷静に対応してくれた」と、救命活動をたたえ優良職員として表彰しました。
私もジョギングしたりプールやジムに行ったりしますので、近くにAEDを見かけると何となくほっとします。
AEDボックスに広告、普及促進図る。
AEDボックスに企業の広告を印刷して、その広告費で設置費用を支援しようというビジネスを始めた。
静岡市清水区の広告制作会社エスクリエイト(石川雅章社長)が、企業のラッピング広告を施したAEDボックスを売り出す新しいビジネスだで、AED販売で国内シェアの半分を占めるフクダ電子(東京)と業務提携を結んで行います。
山口県秋芳プラザホテルでガス中毒!
おきてはならない事が起きた!山口県美祢市秋芳町の秋芳プラザホテルでボイラーの不完全燃焼による一酸化炭素中毒とみられる事故が起きた。(詳細は警察が調査中)
同行していた26歳のカメラマンが死亡し、教員、看護師、児童などが一時意識不明の状態になった。
異臭などまったくない中で、生徒や看護師がバタバタと倒れていく状況は、いったいどのように対処すればいいのか全く不安になる事故でした。実際、救助に向かった消防団員2人も倒れてしまったのです。
問題は、このホテルのボイラー室などの換気装置や、ガス漏れ検知器の設置など、基本的な安全処置がなされていない点にあり、大変大きな問題であるし、管轄の消防局の管理責任にも重いものがあると思います。
AEDは超簡単トリセツ!
最近では駅やデパートなどでよく見かけるようになったAED(自動体外式除細動器)。
今年の東京マラソンでは、タレントの松村邦洋さんが心肺停止状態になったものの、AEDによって一命をとりとめたことがニュースでも報じられ、改めてAEDの意義を実感した人も多いでしょう。
でも、目の前で人が倒れているときに、実際にAEDで救助をした経験がある人はどれだけいるでしょうか? 未経験者にとって、いきなりAEDを使うのは心理的なハードルが高いものです。
そもそも目の前の人が倒れたとき、いつでもAEDを使っても問題ないのだろうか?
使ってはいけないときもあるのでは?
などといっぱい心配になることがありますね。
AEDの使用法と心肺蘇生を中高生に指導(大阪)
AEDの有効性は既に知られていますが、まだ一般の人の多くは講習を受けてないのが現状だと思う。
中学や高校で普及活動が進められ、徐々に若い人たちの間で広まっていることは、心強いことです。中学や高校でAEDの使用法や心肺蘇生の方法などを講習することにより、親も関心が出てきて、広く一般に広がることを期待します。
心停止…大学内のAEDで救命
とても参考になるAEDの記事を見つけた。慶応大学の体育館で起きた出来事だ。
フットサルの練習試合の最中に一人の選手があおむけに「バタン!」と倒れた。
仲間の対応は素早くチームワークが良かった。それは、大学で救命講習を受けていたからだと思う。
わずか1分少々で、AEDによる対処がなされ、一命をとどめた。
AED,消火器搭載のセグウエイで園内巡視
一人乗りの立ち乗り電動二輪車とでもいう「セグウエイ」で園内を巡視する実験が行われました。
茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園で、AEDと消火器を搭載しGPS位置システム付きのセグウエイで園内を巡視し、急病人の救助や初期消火など園内の安全に努める実験です。
小中学校へAED配備始まる/相模原市
AEDは身近にあって、いざというときにすぐに使える必要があります。全国の小中学校でも、着々とAEDの設置が進められています。
(7月11日12時10分配信 カナロコ)
子供たちや来校者の命を守ろうと、相模原市内の全小中学校への自動体外式除細動器(AED)の設置が始まっている。十一日には、市立旭中学校(橋本一丁目)で教員らによる研修会も行われた。
服着たまま泳ぐ訓練 水難事故に備え多賀の子どもら
夏休みを目前にしたこの時期は、毎年水難事故が多発しています。とくに服のまま水に落ちたりしたときの訓練は大変役に立ちます。また当然、AEDの使用法などの講習も大変に有効で、友人や家族を助けるためにも、多くの方が講習に出られることを望みます。
(7月15日11時4分配信 中日新聞)
【滋賀県】服を着たまま水に入り、万が一の水難事故に備える着衣泳訓練が、多賀町の滝の宮スポーツ公園水泳場で開かれた。
服を着た状態で水難事故に巻き込まれるケースが多いことから、夏休みを前にボーイスカウト犬上第1団が実施。第1団の指導者が指導し、湖東地域の保育園児から高校生までの35人が参加した。参加者は長袖、長ズボン、靴下を履いた状態でプールに入り、呼吸を確保する方法や、縄やペットボトルを投げ込んでおぼれる人を救助する方法など学んだ。
彦根市旭森小4年の清水果穂さん(9つ)は「力を抜いたらうまく浮くことができました」と話していた。このほか心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)の講習会もあった。
和歌山市消防局、救急救命講習を開催 約30人が参加
和歌山市の消防局では、年間10回の救急救命講習を開催しています。すでに多くの方に受講していただいたそうですが、さらに多くの方に受講していただき、AEDの使い方などの救急救命技術を習得していただき、身近な人が身近な人を助けることができるようにしたいものです。
救急救命はスピードが命です!
救急救命処置を市民に広めようと和歌山市消防局が22日、同局庁舎で救急救命講習を開き、参加した約30人が人工呼吸やAED(自動体外式除細動器)の使用法などを学んだ。
防災の知識深めて/お年寄りがAEDの扱い学ぶ
大変頼もしい限りです!93歳の方を筆頭に60歳以上の30名がAEDの使い方や心肺蘇生法を学びました。
いざと言う時に身近な人が助けてくれることがとても大事です。
若い人たちも、お年寄りに負けずに頑張りましょう!!
(6月16日21時50分 Yahooニュース)
お年寄りに防災の知識を深めてもらおうと、横浜市旭区の大規模団地、若葉台団地で十六日、AED(自動体外式除細動器)の使い方を学ぶ催しが開かれた。
若葉台二丁目南自治会に所属する団地住民が企画。六十~九十代の約三十人が参加した。
講師役を務める旭消防署若葉台消防出張所の小倉宏所長がまず、昨年の市内の火災発生状況を説明。火災による死者三十人のうち、約半数が六十五歳以上だったことに触れ、「住宅用火災警報器の設置で早く火災に気付くことができるが、近所の助け合いも大切」と強調した。
その後、参加者らは人形を使ってAEDの使用手順を学んだほか、心肺蘇生(そせい)法も体験した。最高齢参加者の大庭幸雄さん(93)は「AEDの扱い方はよく分かった。高齢者が多い地域なので緊急時のためにも日ごろから近所付き合いを大切にしたい」と話していた。
全国初、横浜の市立図書館に液晶モニター付きAED設置
広告代理店と協業して、経費節約しながらAEDの設置ができることは大変望ましいことです。学校に続き、図書館に液晶モニター付きのAEDが設置されるそうです。
( 2008年6月16日(月)08:15 産経新聞より)
横浜市の市立図書館16カ所で25日から、液晶モニター付きのAED(自動体外式除細動器)が設置される。
AEDは、心臓の心室細動などが起こった場合、電気ショックを与え心臓の働きを戻すことを試みる医療機器。モニター付きのスタンドは全国初。協力企業の広告映像や図書館からのお知らせを放映し、設置・維持費用は広告代理店が負担するので、経費が節減できる。市は計17台分のAEDリース料(5年間)で約600万円の節減効果があるとしている。
市は「市民が安心して学べるよう、民間企業とのパートナーシップで安心安全を高めていきたい」としている。
<AED>出雲市、全小中学校に配備 /島根
全国の学校などにAEDの設置が進んでいます。一方、応急手当普及員の資格を持つ教員が少ないのは問題であり、教員は全員消防署などで講習を受けるべきと思います。
2008年6月12日(木)18:00 毎日新聞より)
出雲市は市内50校すべての市立小中学校にAED(自動体外式除細動器)を配備した。開会中の市議会定例会にAED配備関係の補正予算案676万円を上程している。
「AED」は心臓が不規則に震えて血液を送り出せなくなる「心室細動」の状態になった際に電気ショックを与え、心臓の動きを取り戻すことを試みる医療器機。市では今年2月、市立中学の生徒がサッカーの練習中に倒れて一時心肺停止となる事故があった。しかし当時は市内の小中学校にAEDの配備はなく、市教委ではこの事故を受けてすべての公立小中学校へのAEDの設置を決めた。
AEDは、学校が閉まっている時の屋外での事故の際にも使用できるよう、各校の体育館壁に設置する。また、器機を実際に活用していけるよう、市消防本部の協力を得て応急手当普及員の資格を持つ教員を養成。各校1人ずつ配置するとしている。【細川貴代】
各地で広がる防災ネット
京都では外部の専門家から24時間体制で避難や救助活動の助言を受ける「災害時専門家アドバイザー制度」を始めたり、和歌山県では家屋倒壊の危険度を示すハザードマップを作製し市民に配布し啓蒙する。
また、米中など9か国の消防関係者が神戸市中央区の「人と防災未来センター」を視察し、阪神大震災の教訓を学んだり、各地で防災に関するネットワークが広がっています。
AEDの活用は勿論、災害全般にわたって各種支援体制は整いつつあり、阪神大震祭などの教訓を生かしている。
野球BCアルビの練習拠点、越路河川公園野球場の改修終わる
野球のボールが胸などにあたり、心肺停止になり死亡した事故が2006年夏に起きた。心不全で亡くなった少年は水島樹人(みきと)君(当時9歳)だった。その悲劇を繰り返させたくないと、BCリーグの「ミキトAEDプロジェクト」が発足し、今回越路河川公園野球場にAEDを寄贈しました。
たしかに、もしAEDがその場にあれば、その少年は死なずに済んだかもしれません。実際、高校野球のケースですが、AEDにより心肺停止状態から蘇生した例が報道されています。
AEDは音声案内があり、使用は基本的には誰でも出来るツールですので、学校は勿論ですが野球場やサッカー場、公園などにも、身近な所に1台は設置してほしいものです。
70歳女性が路上で心肺停止状態 宅配便運転手、懸命マッサージ
路上で倒れている女性を見て、通りかかった宅配便運転手が心臓マッサージなどをして救助したニュースがありました。
私もレスキューの訓練を受けており、AEDや人工呼吸など蘇生方法を知ってはいますが、なかなか駆け寄って人工呼吸やAEDや心臓マッサージなどを即座にできるかどうか、極めて不安です。
この運転手らの人命救助と言う勇気ある行動を見て、私も大変勇気ずけられ、とにかく助けるために少しでも役に立つのなら、積極的に対応しようと思いました。
土砂災害に備え 住民ら防災訓練
2008年6月2日全国一斉に防災訓練が行われ、住民とともに県・市職員、消防職員らが参加して土砂崩れなどの災害を想定して行われました。
情報伝達の方法や炊き出しの訓練に加えて、AEDの使い方などの講習を行いました。
こう言う訓練はとても重要で、一度やっておくことで、経験となり実際の場面で大いに役に立つのです。
みなさんの中でAEDの使い方などの訓練をしたことのない方は、お近くの消防署に行って受けることをお勧めします。
惨劇のアキバ、救命最前線は…搬送順位、迫られた選別
東京・秋葉原の無差別殺傷事件が2008年06月8日(日)12時30分頃に起きた。2トントラックで歩行者天国に突っ込み3人を殺害し、その後車から降りて、次々と通行人を刺し、通り魔事件としては例を見ない悲惨な7人死亡、10人重軽傷という大事件が起きた。
救急隊や現場に居合わせた医師など懸命な救助にあたり、危篤状態で搬送された人が一命を取り留めたなどの成果はあった。
しかし、AEDの設置場所が分からず、探し回り200mも離れた秋葉原の駅まで取りに行った状態もあり、AEDの設置の充実と、その設置場所にすぐにアクセスできる仕組みなどが今後の課題として残された。