和歌山市消防局、救急救命講習を開催 約30人が参加
和歌山市の消防局では、年間10回の救急救命講習を開催しています。すでに多くの方に受講していただいたそうですが、さらに多くの方に受講していただき、AEDの使い方などの救急救命技術を習得していただき、身近な人が身近な人を助けることができるようにしたいものです。
救急救命はスピードが命です!
救急救命処置を市民に広めようと和歌山市消防局が22日、同局庁舎で救急救命講習を開き、参加した約30人が人工呼吸やAED(自動体外式除細動器)の使用法などを学んだ。
平成8年度から同消防局が一般市民向けに年約10回開講している。会場では救急救命士3人が「心肺が3分間停止すると死亡率は約50%に達し、脳への影響もあります」などと説明。
参加者は人形を使って人工呼吸や心臓マッサージを実践した。AEDの操作では「出血しているときは電極パッドをどこにつければいいのか」などと積極的に質問する人もおり、真剣な表情で講習に取り組んでいた。
同消防局警防課の辻徹副課長は「救急車の到着時間は通報から平均約6分半。少しでも命をつなぎ止めてほしい」と、救命措置が普及する重要性を強調。
講習に参加した同市布施屋の歯科医、岡欣也さん(54)は「いつ何が起こるかわからないので講習に参加しました」と話していた。
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