室蘭イタンキ浜でサーファー救出!
北海道室蘭市東町のイタンキ浜で8月8日午前11時30分ころ、40歳代のサーファーが救出されました。
近くでサーフィンをしていた女性サーファーが、波に流されている男性を見つけ、「おぼれている!」と周囲に救助を求めて浜辺に引き上げました。
男性はすでに心肺停止の危険な状態でしたが、たまたまサーフィンに来ていた看護師と救急隊員も加わり、すぐに心肺蘇生を行い、他のサーファーは119番通報をしました。
間もなく救急隊が駆けつけ、AED(自動体外式除細動器)を2度実施し、ようやく自発的に呼吸できる状態に戻りました。男性は市内の病院に搬送され、現在、意識が回復しています。
事故現場は、岸から20~30メートル付近で波は穏やかで、深さは約1メートルと浅いところでした。男性はベテランサーファーで、そんな静かな浅瀬でおぼれるはずがなく、近くにいたサーファーも「波のない中で、急に倒れるように海に落ちた」と証言があったことから、「心筋梗(こう)塞(そく)のような病気では」と推測されています。
それにしても、助かるケースは、このように近くにいた人たちの適切な処置と、連係プレーがとても大事だと言うことが、改めて感じる事故でした。
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