FOMAモジュールでAEDを遠隔保全監視、NTTドコモらが開発2009年10月5日
AEDの普及に伴い、AED機器の保全管理に問題が出てきています。AEDはいつでも使える状態でないと意味をなしません。バッテリーが切れていたり、除細動パッドが壊れていたり、持出し中であったりなどでは、いざと言うときに役立ちません!
こんな悩みをフクダ電子、NTTドコモ、日本ソフト販売の3社が解決しそうです。10月5日、AED(自動体外式除細動器)遠隔監視システム「AEDガーディアン」を共同で提供すると発表しました。販売開始時期は2010年1月を予定しています。
「AEDガーディアン」は、AEDが収納されているボックス内に、フクダ電子製のAED赤外線受信機器とNTTドコモ製のFOMAモジュールを搭載した通信ユニットを設置しています。
この通信ユニットを利用すれば、設置場所で目視確認をしなくとも24時間365日遠隔で自動監視することが可能なほか、大掛かりな配線工事が不要となるのでAEDを設置したその日から監視を始めることができるというものです。
バッテリー残量の低下や、除細動パッドの破損、持ち出しによる利用があった場合に通知されますし、また、定期点検管理機能も備えている優れ物なので期待が持てます。
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