パンダ模様のイロワケイルカ
スポンサードリンクイロワケイルカ(色分海豚)は、見た目の印象がジャイアントパンダに似ているため、パンダイルカとも呼ばれてます。白と黒の模様はとても特徴的でハッキリしています。
目/科 | クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科イロワケイルカ属 |
別名 | パンダイルカ |
体長 | 約1.5m |
体重 | |
寿命 | 最長飼育記録は約19年であるが、寿命はまだ正確にはわかっていない。 |
生息域 | 南アメリカ南端の海域とインド洋南部のケルゲレン諸島周辺の2箇所 |
特徴 |
|
こぼれ話
(1)からだの特長
イロワケイルカの模様は非常に特徴的で、頭部、胸びれ、背びれ、尾びれは黒く、喉と胴の大部分は白くなっていて黒白の境界は非常にはっきりしています。
体型は寸詰まり気味で、1.5m程に成長しあます。外見はネズミイルカに似ていますが、行動は他のマイルカ科のイルカに似ていて、大変行動的です。
背びれの形状は、頭側は直線的で、尾側は凹型ですが鎌のような形状ではありません。尾びれの中央には切れ込みがあり、口吻はほとんどないのが特徴的です。
雌雄ともに6年から9年で性成熟し、繁殖期は春から夏の間で、妊娠期間は11~12ヶ月です。
飼育下での最長飼育記録は約19年ですが、寿命はまだ正確にはわかっていないのが現状です。
(2)生息域
イロワケイルカの生息域は2箇所で、浅瀬を好みます。
一つはアルゼンチンの入り江、マゼラン海峡、フォークランド諸島などの南アメリカ南端の海域であす。
もう一つはその海域から8,000kmも東方のインド洋南部のケルゲレン諸島周辺で、これは1950年代に発見されています。
全生息数は不明ですが、1984年の調査では、マゼラン海峡に3,400頭が生息することが報告されています。
(3)行動の特徴
イロワケイルカは他のイルカと同様に非常に活発に行動します。海面を高速で泳いだり、ジャンプしたりする様子が頻繁に観察されていますし、海岸の近くでは、波乗りをするかのような回転などの行動も見られます。また高速で移動する船を追いかけたりもします。やはり、イルカは遊び上手のようですね。
主食は近海や遠洋の魚類やイカで、南米では甲殻類を食べる群もあります。
(4)イロワケイルカが見られる主な水族館
* マリンピア松島水族館
* 鳥羽水族館
* のとじま水族館
* 南紀白浜アドベンチャーワールド
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