高齢化進むニッポンのラッコ。絶滅の危機!

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ラッコの世界も高齢化が進み、お腹の上で貝を割る可愛らしい姿が水族館で見られなくなるかも知れないと、鳥羽水族館の石原良浩さんは心配しています。
 
「野生の数が減り、輸入がストップしてから生まれる数より高齢で死ぬ数のほうが多い。日本の水族館には1994年に122頭いたラッコが今ではおよそ5分の1の27頭に減っています。うち9頭が15歳以上で高齢化が進んでいます。」

ラッコ


繁殖も難しく、生まれた子供はすぐに隔離しないと、オスの子供はおとなのオスに攻撃されてしまうし、メスの子供は近親交配になってしまうからです。

また、他の水族館のラッコとのペアリングも難しい。

ラッコはストレスに弱く輸送中にショックを起こして死んでしまうリスクがあるし、子供のころに隔離したラッコは大人になっても交尾の仕方が分からず繁殖がうまくいかない場合が多いのです。

野生のラッコの数も減り、輸送も難しい現状ですが、日本の水族館ではラッコが消えないように繁殖について懸命な努力を続けているのが現状です。

可愛いラッコの姿を今のうちにたくさん見ておきましょう!!(#^.^#)

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