はじめに(皇居参観にあたり)

 皇居は天皇皇后両陛下がお住いの御所や宮殿そして宮内庁庁舎などの建物がある「吹上御苑地区」と東側の江戸城跡の「皇居東御苑地区」とでなっています。

「皇居東御苑」は予約無しで見学できますが、宮殿などがある「吹上御苑地区」を参観するには予約申請が必要ですが、どちらも無料で見学できます。

江戸時代の徳川幕府より、明治天皇、大正天皇、昭和天皇と日本の中心として存在している皇居は、日本国民なら一度は行っておくべきところですね。

参観の予約方法や皇居内の主要箇所の様子を説明してますので、見学の際に役立てていただけたら幸いです。

ちなみに、みなさんは「二重橋」と言うと、どの橋を思い浮かべますか?
正解は、この中で。。。

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インフォメーション

新着記事

天皇皇后両陛下の傘寿記念 皇居で古式馬術ご観覧

天皇、皇后両陛下は30日、即位以降の総理大臣など歴代の三権の長や国務大臣を務めた人らを皇居内の馬場に招き、奈良・平安時代から伝わる古式馬術の観覧会を催されました。両陛下の傘寿(80歳)を記念して開催され、約160人が出席しました。
溝渠古式馬術


 披露された古式馬術は、はじめに、古式馬術の1つで、日本に古くから伝わる「打毬(だきゅう)」が披露されました。
溝渠古式馬術


「打毬」は、白組と赤組に分かれて騎乗した陣羽織姿の競技者が先端に網のついた棒で馬場に置かれた「※たま」をすくい取り、ゴールの穴めがけて投げ入れる競技です。
溝渠古式馬術


宮内庁に伝わるのは、戦国時代の合戦をイメージしたもので、馬を巧みに操りながら「※たま」を放つ様子やそれを防ごうとする相手との激しい競り合いが見どころで、両陛下は「たま」が入るたび拍手を送られていました。
溝渠古式馬術


皇居で招待客向けに古式馬術が行われるのは初めてで、30日は、2人の騎手がそれぞれの馬を操って長さ10メートルほどの筒状の布を地面と水平にたなびかせながら走る「母衣引(ほろひき)」も披露されました。
溝渠古式馬術

いずれも馬の世話を専門に扱う宮内庁車馬課主馬(しゅめ)班が伝承している。両陛下や出席者は約1時間、観覧しながら盛んに拍手を送った。

このあと、宮殿に場所を移して茶会が催され、安倍総理大臣が両陛下の傘寿を祝うことばを述べると、天皇陛下は「皆さんが国と国民のために務めを果たしてこられたことに深く感謝しています」と述べられました


新年の皇居一般参賀2015年の予定

宮内庁は、来年1月2日に皇居で実施する新年一般参賀の要領を発表しました。
新年の皇居一般参賀

当日は5回の天皇皇后両陛下や皇族の方々がお出ましになる予定です。

一般参賀者は皇居正門(二重橋)から参入し,参賀会場である東庭に面した宮殿・長和殿で参賀をし,坂下門,桔梗門又は乾門から退出することとなります。


お出ましの予定

・第1回 午前10時10分ころ
・第2回 午前11時00分ころ
  1回目および2回目は天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下始め成年の皇族方がベランダにお出ましになられます。

・第3回 午前11時50分ころ
・第4回 午後 1時30分ころ
・第5回 午後 2時20分ころ
  3回目以降は皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下,眞子内親王殿下及び今月29日に20歳となられる秋篠宮ご夫妻の次女佳子内親王殿下が,ご一緒にお出ましになられる予定です。

参賀当日は混雑が予想されますので参賀者は時間に余裕を持って行動し、荷物などは持たないで身軽にして、靴もはきやすいものにすることをお勧めします。


では、皆様にとっても良い年末年始でありますように心からお祈りいたします。



皇室を守る皇宮警察本部の2014年の年頭視閲式

1月24日、皇室を守る皇宮警察本部の年頭視閲式が皇居・東御苑で行われました。きらびやな馬具をつけた護衛馬に乗った護衛官や、盾を持ったいかめしい装備の特別警備隊、車道上での護衛を担当するサイドカーなど11部隊、約280人が参加しました。先頭のオープンカーには、久我英一本部長らが乗り込み、各部隊を巡閲しました。
皇居警察 年頭式

皇宮警察の護衛官は、人事院の皇宮護衛官採用試験を経て採用される国家公務員です。視閲式からも、警視庁や道府県警とは違う独特な使命を持っていることがわかります。

さまざまな伝統行事にお出ましになる天皇、皇后両陛下や皇族方をお守りする皇宮警察の護衛官たちです。


皇宮警察の特別警備隊は、華やかな儀礼服をまとった一団と、盾にヘルメットを装着した一団からなります。
儀礼服を着た護衛官は、皇居正門や、厳粛な皇室行事での警備に当たり、盾を持ったいかめしい部隊は、緊急事態に備えたものです。


皇宮警察の側衛車両部隊は、天皇陛下や国賓らが乗った車列を護衛するサイドカーが注目を集めました。この部隊には白バイもありますが、交通違反を取り締まることはありません。任務はあくまで、両陛下や皇太子ご夫妻の地方行幸啓の際などに、一行の車列を守ることなのです。


皇宮警察の警備車両部隊は、木造の建物が多い皇室関連施設の初期消火も担当しており、これは「警防車」と呼ばれる消防車の一種で、消防のポンプ車のような車もありました。


皇室を守る皇宮警察本部の年頭視閲式は、直立した護衛官が居並ぶ前を進むオープンカーや消防ポンプ車、そしてきらびやな馬具をつけた護衛馬に乗った護衛官が、まさに「威風堂々」といった光景でした。



高円宮妃久子さま IOC総会でスピーチ

2013年9月7日高円宮妃久子さま IOC総会でスピーチ
2013年9月7日ブエノスアイレスで開かれた2020年夏季五輪・パラリンピックの開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会で高円宮妃久子さまがスピーチをなさいました。

もちろん、東京招致のプレゼンをされたのではなく、IOCのみなさんが東日本大震災に多くの支援をしてくれたことに対して、日本を代表して感謝を述べられたのです。

久子さまは招致委メンバーのユニフォームである紺色のブレザーではなく、真っ白なジャケットをお召しになられており、招致活動とは一線を画すという意味を込められたのかと思いますが、真っ白な服装をされることで、皇族の“高貴感”や“ステータス”をさり気なく示されたと思います。

総会前の3日間で約20人の委員と個別懇談をされましたが、招致の話は一切せず復興支援へのお礼と親善活動という純粋な気持ちでのみ、みなさんと話されたそうです。

しかし、たとえ招致活動をされていなくとも、久子さまの気品あふれるお姿と流暢なフランス語と英語のスピーチは多くの人の心に響いたことは間違いないと思います。

また、久子さまは日本サッカー協会や日本フェンシング協会など九つのスポーツ団体の名誉総裁を務められているため、旧知の委員も少なからずおりましたが懇談でも話題が東京招致に及ぶことはなかったそうです。

IOC総会で東京招致のプレゼン前に皇室がスピーチをすることにいろいろな意見がありますが、震災の復興支援の感謝の気持ちを、多くのIOCメンバー一同に感謝のお話が出来たことは、日本人としてとても大変良かったと思います。


国旗国歌の起立訴訟 「合憲」と最高裁法廷判断

 国旗に向かっての起立や国歌斉唱を命じた校長の職務命令に反したことを理由に、懲戒処分を受けたのは違法として、東京都の公立中学校教諭ら3人が損害賠償を都に求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(田原睦夫裁判長)は14日、教諭側の上告を退け、職務命令は合憲との判断を示し教諭側の敗訴が確定しました。

  職務命令は間接的に思想と良心の自由の制約になり得るものの、「職務上、命令に従って職務を遂行すべき地方公務員の立場や、式典の円滑な進行を図る目的などから、制約を許容できる必要性、合理性が認められる」と指摘。思想と良心の自由を保障する憲法19条には違反しないと結論付けました。(2011.6.14 産経 ニュースより)

私には、なぜ国旗に向かって起立したくないのか理解できませんし、国歌を歌うときに起立したくないことも理解できません。サッカーの試合でも、ボクシングの試合でも、お相撲の表彰の時でも、オリンピックや世界大会などの国際試合など、みんな国旗を見上げながら国家の君が代を声高らかにうたいます。

訴訟を起こした先生方は、そんなときでも起立しないで、国歌も歌わないのでしょうか?周りの人がみんな起立しているのに、自分だけが座っているなんて、恥ずかしいですよね。

世界に対して自分たち日本の国を誇りに思い、また日本人であることに喜びを持てないなんて、あまりにも寂しいと思います。同じ日本人として、そんな先生方をかわいそうと思いますし、そんな先生がいる学校には、子供を預けられませんね。

 


衆院解散は天皇の国事行為のひとつ

今、永田町では衆院解散の時期をめぐって浮足立っている感があります。

衆院解散は、憲法で規定されている天皇の国事行為で、内閣の助言などに基づき天皇が行いますが、7月3日から17日まで、カナダとハワイを公式訪問する予定になっていて、天皇・皇后両陛下は日本にいらっしゃいません。


現行の憲法が施行された1947(昭和22)年5月3日以降、これまで20回、衆院が解散されましたが、いずれも天皇が外国訪問中でない時期に実施され、天皇がご不在の内に解散をした例は今までにはありませんでした。

2000年6月2日の森内閣の解散のとき、外国訪問と解散時期の関係に注目が集まりましたが、天皇陛下の訪欧期間中(同年5月20日~6月1日)を避けたとされています。

法律的には、天皇の外国訪問中は、事前に臨時代行の委任を受けた皇族が国事行為を代行できます。今回は、臨時代行を務める皇太子さまが衆院を解散することも法律上は可能ですが、ただ、その場合、陛下不在中の強引な解散と国民から批判を受けかねないといわれています。

 


石原知事・最終プレゼン

2016年のオリンピックを東京で!ということで、石原慎太郎東京都知事はスイスのローザンヌで、国際オリンピック委員会(IOC)の委員に対し最終プレゼンテーションを行いました。

石原知事の話では、「プレゼンは完ぺきで問題はなかった。」とのことですが、100人余りの、それぞれ立場や考え方の違う委員に訴えるのは大変難しいことで、どのような評価になるか分からないとのことでした。

 


天皇・皇后両陛下、シンガポール大統領夫妻招き晩餐会

20090511天皇・皇后両陛下、シンガポール大統領夫妻招き晩餐会.jpg天皇・皇后両陛下がご出席の国賓の歓迎行事は、東京・元赤坂の迎賓館で行われてましたが、両陛下のお身体などの負担軽減のため、原則として皇居・宮殿東庭で行われるようになり、今回のシンガポール大統領ご夫妻の歓迎晩さん会は宮殿の大食堂「豊明殿」で開かれました。

シンガポールはハイテク・システムを構築しているの国で有名ですが、そのハイテク技術のほとんどが日本からの技術なのです。

しかし、日本の国としてはハイテクシステムになっていませんが、これら実行するかどうかは国のリーダーの実行力や先見の目などの「差」と言えるでしょう。(悲しい事です。。。)


両陛下、結婚50年 二人三脚で“平成流皇室”

20090410天皇結婚50周年.jpg 4月10日は天皇、皇后両陛下のご結婚記念日です。今年は50年目に当たり「金婚式」になります。一般市民が初めて皇室に嫁がれることで大変話題になりましたし、新しい皇室として市民から大変歓迎されました。

美智子さまのご苦労も大変なものであったことと思いますが、皇室のいろいろなしきたりも変えてゆき、開かれた皇室のイメージを作られました。

(2009年4月10日(金)07:57共同通信)

 天皇、皇后両陛下は10日、1959年の結婚から50周年を迎えられた。半世紀にわたって二人三脚で伝統を守りつつ新しい風を吹き込み、象徴天皇制の下で初めて即位した天皇、皇后として、国民とともに歩む“平成流の皇室”を築いた。この日に先立つ記者会見で「50年間よく努力を続けてくれました」(陛下)、「家族にも深い愛情を注いでくださいました」(皇后さま)と労をねぎらい合った。


昭和天皇の太平洋戦争終結の決意

東京大空襲の戦渦を視察し、関東大震災につづく帝都の破壊に直面した昭和天皇は、これをもって終戦を決意したと後に述懐しています。

8月9日にポツダム宣言受諾決議案について長時間議論したが結論が出なかっため、首相・鈴木貫太郎の判断により天皇の判断(御聖断)を仰ぐことになりました。 昭和天皇は受諾の意思を表明し、8月15日、玉音放送をして終戦となりました。

後に昭和天皇は侍従長の藤田尚徳に対して「誰の責任にも触れず、権限も侵さないで、自由に私の意見を述べ得る機会を初めて与えられたのだ。だから、私は予て考えていた所信を述べて、戦争をやめさせたのである」「私と肝胆相照らした鈴木であったからこそ、このことが出来たのだと思っている」と述べておられます。


昭和天皇と太平洋戦争の関係だけでなく、なぜ太平洋戦争は起きてしまったのか、各戦地での出来事、作戦内容はどうだったのか、太平洋戦争の開戦から終戦までの3年8カ月の記録を集大成したDVDが発表されました。

全国民を巻き込んだ太平洋戦争の実態を現代を生きるすべての人に伝えたい内容です。

過去を学び、平和の尊さを実感してほしいのです!!