伏見櫓

伏見櫓ふしみやぐら)

koukyo042.JPG 皇居 正門鉄橋から見た伏見櫓

 上の写真は、正門鉄橋から伏見櫓を撮ったもので、手前のランプは正門鉄橋のものです。

建物で江戸城の昔の面影を伝えるものは、わずかに残る櫓になります。この二重櫓は、当時の西の丸の殿舎の西南隅に建てられたもので、左右には、かなり大きな多聞も残っています。

江戸城築城の第二期(三代将軍家光の時)の寛永五年(1628年)に京都伏見城から移築したものと伝えられています。別名で「月見櫓」とも呼ばれており、皇居で最も美しい櫓と言われ櫓の高さ約13.4メートルあります。
石垣も櫓も堅牢に出来ており関東大震災でも崩れませんでした。

この伏見櫓のずーっと奥に、両陛下のお住まいの御所などがある「吹上御苑」になりますが、一般の方は入れません。