松坂大輔なニュース
松坂投手・プレーオフ戦に登板なく終了
3年連続でプレーオフ戦に行けたレッドソックスでしたが、3連敗で敗退しました。残念ながら2回の故障者リスト入りした松坂大輔投手は、メジャー3年目で初めてポストシーズン登板なしに終わりました。
松坂投手はマウンドに立てなかった悔しさがこみ上げているようで声は震えていました。「終わったかと…いう感じ。(野球人生で)何もできなかったということがほとんどなかったので、すごくつらい思いをした」。
松坂4勝目!秘密兵器「スラーブ」完成
レッドソックスの松坂大輔投手は、今年は2度の故障者リスト(DL)入りで、ここまで3勝6敗、防御率6・08と全く元気がありません。
先日の「3年連続でプレーオフ進出を決めた」夜もシャンパンファイトには参加せず自粛していました。松坂大輔投手はチームに迷惑をかけた責任を痛感し、ヤ軍戦を終えた9月27日のニューヨークからの帰路でも「僕は(プレーオフ進出が)決まっても喜びません。働いていないので…」と話していたそうです。
そんな松坂大輔投手が2日(日本時間3日)、インディアンス戦に先発し6回を5安打2失点に抑え、レギュラーシーズン最終登板で4勝目を挙げました。
松坂大輔、絶不調!どうした松坂!
とうとう故障者リスト(DL)入りになってしまいました。今シーズン2度目になります。
WBCでは2度目のMVPとなる活躍だったものの、ここまで1勝5敗・防御率8.23とまったくふるわず、極度の不振に落ちっています。
6月19日(日本時間20日)レッドソックスの松坂大輔投手(28)は、ブレーブス戦で川上憲伸投手(33)と投げ合いましたが、4回0/3を8安打6失点で5敗目(1勝)。ふがいない内容に地元ファンからは容赦ないブーイングが浴びせられました。
松坂が今季初勝利、5回を1失点!
WBCで疲れを見せた松坂投手でしたが、その疲れを全く感じさせない素晴らしい投球で勝利をものにしました。
これから、勝ち点を重ねて、新たな記録に挑戦してほしいものです。
150キロ出た!松坂3週間ぶり実戦で復活
3Aポータケットで先発で投げて順調な回復ぶりを見せてくれました。3回には150キロも出し、松坂投手もいつでもメジャーで投げられる感触を持っているようです。
(2009年5月7日(木)06:00スポーツニッポン)
【ポータケット4-0トレド】右肩の疲労で故障者リスト(DL)入りしているレッドソックスの松坂大輔投手(28)が5日(日本時間6日)、傘下3Aポータケットでトレド戦に先発。4月14日以来の実戦で2回2/3を2安打無失点に抑え、5三振を奪った。3月22日のWBC米国戦以来となる最速150キロも計測。復活を印象づけた松坂は10日のマイナー登板を経て、早ければ15日からのマリナーズ3連戦で戦列に復帰する。
DLの松坂は 5・16復帰戦で即イチローと対決かも!
松坂投手の回復は順調のようです。WBCでの疲れを首脳陣は慎重に対応してくれていますが、早く平成の怪物を見せてほしいものです。
今のところ、復帰第一戦がサムライ・イチローとの対決になりそうで、とても楽しみですね!!
(2009年4月29日(水)06:00スポーツニッポン)
右肩の疲労から故障者リスト(DL)入りしているレッドソックスの松坂大輔投手(28)の復帰プランが27日(日本時間28日)、明らかになった。早期復帰に意欲を見せる右腕とは対照的に、首脳陣はあくまで慎重。再登録されるまでに2度のブルペン投球、そして2度のマイナーでの調整登板を挟む考えを示した。早ければ5月16日のマリナーズ戦で復帰し、イチローと対決する。
誰もが待ちわびている背番号18の復帰までの道が、ようやく見えてきた。フランコナ監督が試合前の会見で松坂について言及。29日にブルペンで投球再開をすると発表し「復帰までのおおまかな構想は立てている。あとは彼がどれくらい状態に自信を持てるかだ。この(9日間の)長期遠征が終わるまでには、マイナー登板に送り込むことになると思う」と加えた。
14日アスレチックス戦に登板してから2週間。慎重に慎重を重ねる首脳陣の姿勢は依然変わっていない。具体的な日時の明言は避けたが、29日と5月2日の投球練習を経てマイナーで調整登板することも決定。ファレル投手コーチは「マイナーでは複数の試合に投げてもらう」と話しており、試合勘や肩の持久力を戻すためにも、昨季右肩痛でのDL入り時よりも多い2試合に登板させる方針を示した。
ただ幸運なことに松坂に合わせるかのように、傘下マイナーも5月上旬は本拠地試合が多い。3Aポータケットが4月30日から5月7日、2Aポートランドが5月8~10日の3連戦をそれぞれホームで試合を開催。いつでも松坂をすり込ませることは可能だ。そしてその先にあるのが、メジャー復帰。自身の代役でローテーションに入っているマスターソンと入れ替わることを考えると、早ければ16日マリナーズ戦が濃厚。いきなりイチローとの“侍対決”が実現する可能性も出てきた。
松坂はこの日、DL入り後初の遠投を敢行。最大70メートルの距離で約40分間、変化球も解禁し「普通にできた。低めに球が伸びていたし、指のかかりも問題ない」と完全復活へ手応えを口にした。
松坂大輔 DL入り後初ブルペン
WBCからの疲労を考慮した“強制リフレッシュ休暇"の意味合いが強いようですが、右肩の張りを理由に4月15日に故障者リスト(DL)入りししていた松坂投手は、ブルペンで投球練習を行いました。
久々のマウンドでしたが、回復ぶりを見せてくれました。
(2009年4月30日(木)10:13共同通信より)
【クリーブランド29日共同】米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手が29日、故障者リスト(DL)入り後初めてブルペンで投球練習を行い「多少ばらつきはあったけど、球の力は非常に良かった。
肩の状態もいい」と笑顔で話した。捕手を座らせて47球、ファレル投手コーチを打席に立たせ、スライダーなど変化球も交えた。4月14日以来となるマウンドの感触に「投げることが本当に気持ち良かった」。
WBC球数制限に続き…松坂にRソックスも「待った」
WBC日本代表の松坂大輔投手は投球数の制限から、中7日で実戦マウンド無しに、ぶっつけ本番の登板になりそうです。15日は強豪キューバとの対戦に先発することになっているからです。
いずれにしても原監督の計算ミスで、WBCもレッドソックス側もルール通りの対応で文句は言えないのです。
でも、我ら平成の怪物・松坂投手は問題なくやってくれること思いますので、しっかり応援しましょう!
松坂、圧巻15人6K!「全球種OK」
九州・宮崎のサンマリンスタジアムが熱い!
何と47000人の観客でWBC日本代表の合宿球場はいっぱいになっりました。日本が誇る世界のスーパースターを一度に見れるので、観客も興奮気味です。
松坂大輔投手をはじめ、ダルビッジュ、岩隈と言った先発3本柱の仕上がりが好調で、残すところ2週間弱となったWBC開始が楽しみです!
イチローVs松坂 フリー打撃でガチ対決!
天才・イチローと怪物・松坂がガチンコでぶつかった!
合宿前の二人は、神戸で二人だけの自主トレを行った。お互い力を抜くことなく、力と力の勝負だった。
イチローの打撃が松坂の顔面すれすれを通り抜ければ、負けじと松坂がストレートでイチローのバットをへし折った!
(2009年2月6日(金)08:00 サンケイスポーツより)
テンション、ガチ上がり!! 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(35)が5日、神戸市のスカイマークスタジアムでレッドソックスの松坂大輔投手(28)と初の合同自主トレを行った。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補合宿(16日~宮崎市)を前に、フリー打撃で対決。あわや松坂の顔面直撃という強いライナーを放つなど、サムライジャパンの投打の軸が真剣モードで熱く火花を散らした。
松坂臨時コーチ“ベケット握り”まで伝授
松坂大輔が古巣の西武球団の合宿に合流した。日本一に輝いた西武球団も、平成の怪物・松坂投手の合流で選手たちの目の色が変わった!
(2009年2月7日(土)06:03 スポニチより)
レッドソックスの松坂大輔投手(28)が6日、古巣・西武の南郷キャンプに合流した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表候補の岸孝之投手(24)のブルペン投球をチェックすれば、帆足和幸投手(29)にはチェンジアップの握りを伝授。初日から“臨時コーチ”となって精力的に動いた。自らの調整も順調で、7日にブルペン入りして13日の紅白戦登板に備える。
松坂、4大会連続日本の18番
松坂投手の背番号「18」へのこだわりは、強いようです。かつて、アテネオリンピックの時は清水、三浦の両先輩が譲ってくれた。今度のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、涌井と重なるわけですが、どうやら後輩には譲らず「18」番は松坂大輔投手が付けることに内定したようです。
米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(28)が、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で背番号『18』をつけることが14日までに内定した。松坂の意向に加え、日本代表候補のうち、所属球団で同番号の選手となる涌井秀章投手(22)=西武、田中将大投手(20)=楽天=の“献上”が確定的。松坂はプロ入り後、国際大会では4大会連続でエースナンバーを背負う。
レッドソックス終戦…松坂「連覇したかった」
レッドソックスは、あと一歩と言うところでワールドチャンピョン連覇を果たすことができなかった。松坂投手も悔しさを隠せなかったが、メジャーリーグ2年目の松坂投手にとっては収穫の多い年だったようです。
1年目の昨季は15勝12敗、今期は18勝3敗と負けを大幅に減らし、来年も大いに期待できそうです。
(2008年10月21日(火)06:01スポーツニッポンより)
【レッドソックス1―3レイズ】願いはかなわなかった。レッドソックスの敗退が決まると、松坂は待機していたブルペンから足取り重くベンチへと引き揚げた。志半ばでメジャー2年目が終わり「やはり負けて終わるのはきつい。連覇したかった」と肩を落とした。
松坂に天使の魔の手!エ軍は待球作戦敢行
日本時間10月4日に行われる地区シリーズ第2戦のエンゼルは、怪物・松坂対策としてリーグ四球王に徹底した待球作戦で行くらしい。
過去2度のエンゼルス戦で四死球が多く勝ち投手になれなかった松坂投手だが、「すべての球種を使い打者に狙い球を絞れない投球をする」と気合が入っている!!
(2008年10月4日(土)03:50 サンケイスポーツ)
【アナハイム(米カリフォルニア州)2日(日本時間3日)】マツザカを早く消せ-。エンゼルスの“怪物対策”が明らかになった。レッドソックスの松坂大輔投手(28)は、3日(同4日午前10時37分試合開始)の地区シリーズ第2戦に先発。球数の多い松坂に対し、エ軍は徹底した“待球”作戦を敢行する。
Rソックス逆転先勝!全球種解禁松坂で王手だ
レッドソックスは地区シリーズ開幕戦でエンゼルスに逆転勝ちし、最高の形で松坂大輔投手に第2戦のエンゼルス戦を渡した。今期エンゼルスには負けている松坂投手はリベンジに燃えている!!
(2008年10月3日(金)06:44 スポーツニッポン)
【レッドソックス4-1エンゼルス】封印を解いて勝つ。レッドソックスが1日(日本時間2日)、アナハイムで行われた地区シリーズ開幕戦でエンゼルスに逆転勝ち。連覇へ好発進し、3日(同4日)の第2戦で先発する松坂大輔投手(28)に最高の形でバトンを渡した。今季エ軍に黒星をつけられている松坂も雪辱を宣言。全球種を最大限に駆使し、シリーズ突破王手を目指す。
Rソックス2年連続プレーオフ進出!松坂大輔はしゃぎ
先日、自己最多、チーム最多の18勝を挙げプレーオフ進出と勘違いした松坂が、今度は正真正銘のプレーオフ進出に、大喜びで、勝利の美酒に酔いしれた。
勿論、目標は2年連続の世界一だ!
松坂大輔投手もチームメンバーも一丸となって進んでいくだろう!
(2008年9月25日(木)06:02スポーツニッポンより)
レッドソックスが23日(日本時間24日)、インディアンスを下し、2年連続のプレーオフ進出を決めた。チーム最多の18勝を挙げている松坂大輔投手(28)もシャンパンファイトで大はしゃぎ。勝利の美酒に酔いしれながら、00年ヤンキース以来となる2年連続のワールドシリーズ制覇を誓った。
松坂、7回無失点で自己最多の18勝目
松坂大輔投手が、18歳でプロ入りして以来初めての18勝を挙げた。
この試合を勝てばプレーオフ進出と思っていた松坂はかなり気合が入っていて、結果は大成功。しかし、星野真章通訳がマジック「1」と勘違いしていて、そのまま松坂につたえたそうで、もう1勝しないといけないのです。
いずれにしても、松坂大輔投手がチームのプレーオフ進出に大きく貢献したことには間違いはない!
(2008年9月23日(火)04:28サンケイスポーツ)
レッドソックスの松坂大輔投手(28)がブルージェイズ戦に先発し、7回2安打6奪三振、無失点の好投で、チームも3-0で勝利。
日本人最多17勝!松坂、ついに野茂超え
怪物・松坂投手がついにやってくれた!
日本人最多の17勝目を挙げ、先駆者・野茂投手の16勝を上回った。しかし。怪物・松坂投手は「数字上超えただけで野茂さんの存在を超えたことにはならない」と語り、先輩・野茂投手への尊敬の気持ちを忘れていない。
そこが、また松坂大輔の素晴らしいところだ!!
さらに、松坂大輔投手の気持ちは、2年連続の地区優勝、リーグ優勝、世界一へ向けて、進む!!
(2008年9月17日(水)06:01スポーツニッポン)
【レッドソックス13―5レイズ】偉大な先駆者の記録を超えた。
レッドソックスの松坂大輔投手(28)が15日(日本時間16日)、レイズとの天王山初戦に先発し5回を3安打1失点。
打線の大量援護もあり、野茂英雄投手(当時ドジャース)の記録を上回る日本人シーズン最多となる17勝目を挙げた。
チームは地区首位レイズに大勝し、ゲーム差なしの勝率2厘差に肉薄。2年連続の地区優勝、そして世界一へ、松坂はさらなる高みを目指す。
松坂6回4失点降板…でもラッキー連発、負け消える
幸運にも負け投手を免れた。
松坂投手が6回降板後にチームは0-4から追いつき、5-4でサヨナラ勝ちとなった。
日本人投手最多の17勝目は次回持ち越しとなったが、ラッキーも実力のうちと言ったところか。(*^^)v
松坂が16勝!野茂に並んで日本人最多
松坂大輔はやっぱり凄い!
野茂投手に並んで16勝目を挙げたが、「同じ数字は大きな意味を持たない」とキッパリ言い切り、アジア人初の20勝を目指している。
松坂5回2失点 昨季に並ぶ15勝目!
北京オリンピックで日夜盛り上がっているなか、松坂大輔投手は昨年に並ぶ15勝を挙げた。今年はケガなどもあり心配されたが、苦しいながらもだんだんペースを取り戻してきたので、20勝への夢も現実のものになりつつある!!
( 2008年8月21日(木)06:03 スポーツニッポン)
レッドソックスの松坂大輔投手(27)が19日(日本時間20日)、ボルティモアでのオリオールズ戦で先発し、5回6安打2失点で昨季に並ぶ15勝目を挙げた。規定投球回数にも到達し、15勝はトップに2勝差、防御率2・77はリーグ4位に躍り出た。エース右腕のジョシュ・ベケット投手(28)が右腕に違和感を訴え、次回登板は中4日の24日ブルージェイズ戦に変更。逆転地区優勝へ松坂がフル回転する。
松坂 好調の秘けつは体調管理にあった
昨年は8月に入り疲れのせいか3勝4敗とペースダウンしたが、今年は体調管理もうまくできて、十分休めているようだ。昨年は初めてのメジャーリーグで環境にも慣れていなかったのでしょうが、今年は自分のペースを勝ち進んでいき、タイトル獲得も現実のものになってきていると思う。
( 2008年8月5日(火)06:02スポーツニッポン)
レッドソックスの松坂大輔投手(27)が3日(日本時間4日)のアスレチックス戦で6回4安打2失点。宝刀スライダーを約50%配し、8三振を奪って12勝目(2敗)を飾った。昨年は8月以降に疲労から失速したが、今季は体調管理でもオンとオフの切り替えを行い、本人も体調面に手応えを得ている。優勝争い、そしてタイトル争いを勝ち抜く土台は出来上がっている。
敵将の言葉が松坂の投球を物語る。アスレチックスのゲレン監督は「あのスライダーはタフ(厳しい)」と言った。実に全105球中、カットボール含むスライダー系が52球。松坂は「もともとスライダーは自分の中で使えるボールですし、きょうぐらい使うことができればピッチングも楽になる」と語った。
2回無死三塁のピンチを連続三振、中飛で切り抜けたが、いずれも決め球はスライダーだった。松坂は5回にバートンにカットボールを2ランされただけで、6回を投げきった。他の変化球は必要なかった。
前回7月28日の登板は、待球作戦から一転、積極的に打って出たエンゼルス打線の意図を感じ取れずにKOされたが、この日は打者との間合いもしっかりと計った。4番トーマスには3打席の計10球中8球が直球。腕の長い打者に内角に直球を集めた。「前回メリハリつけないといけないと言いましたが、それができた」と胸を張った。
昨季は7月24日に12勝目を挙げたが、8月以降は3勝4敗と失速。「昨年はペースがつかめずに疲労が取れなかったけど、今年は積極的に休めている」。オンとオフの切り替えが夏場を迎えてもフレッシュな肉体を維持する。「8月以降は1試合の重みが違う」と優勝争いへ気持ちも向いている。最多勝争いはトップに2勝差、防御率3・04は規定投球回未到達ながら“隠れ4位”。勝利に直結する投球をすれば、タイトルも視界に入る。
松坂、日米通算135勝“怪物記録”江川氏とタイに!
平成の怪物・松坂大輔投手は12勝目を挙げ日米通算135勝になり、昭和の怪物・江川卓とならんだ。松坂投手にとっては本の通過点に過ぎず、今後150勝、200勝進んでいくと思う。
鬼門の8月を勝ち星スタートで行きましたので、今後の活躍が期待されます!!
( 2008年8月4日(月)17:13夕刊フジ)
平成の怪物が昭和の怪物に並んだ。レッドソックスの松坂大輔投手は3日のアスレチックス戦に先発。6回を4安打8奪三振、2ランによる2失点だけに抑えて12勝目(2敗)を挙げ、日米通算135勝とし、江川卓(巨人)の勝利数に並んだ。岡島秀樹投手は2番手で登板し、1回を無失点。チームは5-2で勝ち、アスレチックスを3タテした。
最速96マイル(154キロ)の直球以上に、スライダーがいつも以上に曲がり、抜群の切れ味を発揮した。
1-0で迎えた2回、先頭打者に中越えの三塁打を打たれ、まだ序盤のため内野は通常の守備隊形。内野ゴロなら同点も構わないという場面だったが、スライダーで連続三振。さらに中飛で点を与えなかった。
4回は3、4番をスライダー、5番をチェンジアップで3者連続三振とクリーンアップ相手に圧巻の投球をみせた。5回に1死から四球で走者を出し、8番のバートンに初球のカットボールを右翼席に運ばれたものの、ラミレスの抜けた新打線の援護にも助けられ、危ない場面はほとんどなかった。
松坂は「直球もスライダーもよかったので、楽に投げられた。(2回は)1点は仕方ないと思って投げただけです。もともとスライダーは自分の中でも使える球ですけど、今日ぐらい使うことができれば、投球は楽になると思います」と淡々と振り返った。
6回裏途中で雷雨のため37分中断し、球数も105球に達していたため、7回から岡島と交代した。
「7回はできることなら、そのままいきたかったが、雨も降りましたし。もし続投でも、雨で交代だったでしょうから。また次の登板で長いイニングを投げられるようにしたいと思います」(松坂)と4投手のリレーで、そのまま逃げ切った。チームは貯金16のうち、10を松坂が稼ぎ出している。
前回登板のエンゼルス戦(28日)は6回に突然の大乱調。2本塁打を浴びて5点を奪われ、2敗目を喫した。「前回メリハリをつけなければいけないという話をしましたけど、できたと思います。でも、もう少し簡単に攻めることができたと思うし、もっと球数を少なくしていけたと思うので。次回はそうしたい」と同じ失敗を繰り返さず修正はできたが、課題も残ってしまった。
甲子園で優勝投手になった松坂は、江川の異名だった怪物を継承。平成の怪物と呼ばれたが、これで元祖に勝ち星で並んだ。
松坂は10年目で135勝74敗2セーブ。江川は9年で135勝72敗3セーブ。しかし松坂は255試合目で、江川は266試合目。試合数では松坂の方が速かった。もっとも松坂はこれから150勝、200勝、さらにその上と、勝ち星を積み重ねていかなければいけない。
昨年は8、9月に3勝4敗と失速。特に8月は1勝3敗に終わっている。
「昨年は1年を通して、ペースを最後までうまく取ることができなかったので。今年は疲れの取り方も変えたりして。なるべく次の登板に疲れを残さないように。昨年よりも積極的に休もうとはしてますね。前半(右肩を)ケガしたこともあるし、体調には気をつけてやりたい」と昨年の反省を生かして、体調を整えている。
チームは2位で、首位のレイズに3ゲーム差は変わらず。終盤追撃するためにも、今後は負けられない試合が続いてくる。鬼門だった8月の初戦で幸先のいいスタートを切った。
がんばれ松坂!!
松坂「同じフィールドに立ちたかった」
野茂英雄投手(39)の現役引退が発表された。日本の野球が大リーグにも通用することを示してくれた先駆者的な大投手と言える。野茂投手がメジャーリーグに行ったころ、松坂大輔は中学生だった。
中学生時代の松坂大輔にメジャーリーグという明確な目標を与えてくれた野茂英雄投手は、松坂にとっては大きな目標であったに違いない。
松坂は「同じフィールドに立ちたかった」と、去りゆく大先輩を心からおしんだ。
松坂投手、前半で2ケタ勝利 10勝目を挙げる
松坂大輔投手が昨年に続き、前半戦で2ケタ勝利の10勝目を挙げました。この日は制球に苦しみながら、打者を背負いながらも要所で絞めて6回を無失点で切り抜けた。
試合中に自分で調整しながら立て直すことのできる松坂投手は、まさにここが怪物たる所以だろう。
( 2008年7月14日(月)12:00 時事通信)
【ボストン13日AFP=時事】米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手≪写真≫は13日、当地で行われたオリオールズ戦に先発登板し、6回を無失点に抑えて10勝目(1敗)を挙げた。2-1で勝ったレッドソックスは、レイズを抜いてア・リーグ東地区の首位に立った。
松坂は4安打、6四死球、7三振の内容。松坂は、「きょうの投球は安定していなかった。でも、走者を出しても要所を締めることができたので全体的にはまあ良かったと思う」と、この日の結果に一応の満足を示した。
実際のところ、この日の投球は松坂の今シーズンのこれまでを象徴している。10勝を挙げたが、与えた四死球はここまで61。多くの走者を背負った投球で何とか粘って勝利を手にしてきた。ここまで防御率2・65と立派な成績を残しているが、オールスターゲームには選ばれなかった。
松坂は、「昨年は好不調の大きな波があった。味方の大量得点に救われたことが何度かあったが、逆に好投しても味方が得点できない時もあった。何かちぐはぐな感じだった。しかし、今季は好不調の波の幅が小さくなっていると思うし、投球は昨年に比べて良くなっている」と語った。
松坂7回1/3無失点 救援岡島が2勝目
松坂大輔投手はツインズ戦で力投するも0-0のまま、8回で交代させられ、チームは1-0で勝ったものの勝利投手にはならなかった。
( 2008年7月8日(火)11:32共同通信)
10勝目を狙ったレッドソックスの松坂大輔投手は7日・ボストンで開催のツインズ戦に先発し、7回1/3を投げ6安打無失点だったが、勝利投手の権利は得られなかった。
岡島秀樹投手は2番手で登板、2/3回を無得点に抑え、今季2勝目を挙げた。チームは1-0で勝った。(共同)
松井と松坂は落選…米球宴、故障惜しまれる最終発表
松坂大輔投手と松井秀喜外野手はアメリカ・オールスターには選出されませんでした。二人とも途中での怪我による離脱が響いたようです。
( 2008年7月7日(月)18:09夕刊フジ)
【ニューヨーク=米沢秀明】米球宴出場の有力候補とされていたヤンキースの松井秀喜外野手とレッドソックスの松坂大輔投手は選から漏れた。ともに前半戦好調で故障での途中離脱がなければ選出される可能性が高かっただけに惜しまれる最終発表だった。
球宴開催地のヤンキースタジアムでは伝統のヤンキース対レッドソックス戦の真っ最中。今季限りで改築される最後の同球場での球宴とあって地元NYはにわかに盛り上がりをみせているが、出場選手はヤンキース3人に対し、Rソックス7人と明暗を分けた。
松井はファン投票DH部門で最終的に約219万8000票を獲得したが、1位オルティス(Rソックスの約355万4000票)に及ばなかった。選手間投票DH部門でもブラッドリー(レンジャース)が1位となり、故障者リスト入りしている松井は選出されなかった。
DL入り後、松井は「球宴のことは考えていない」と話し、現在は治療に専念中。8日に診察を受けて復帰スケジュールを検討する予定だ。
また、松坂も右肩故障で5月末からDL入りしたことが響いた。「この前、お話ししたとおり、前回の登板で勝ち星を挙げられなかったことですでに終わっていることのなので、特別にお話しすることはありません。来年以降選ばれるように頑張りたい」と松坂。
10勝目をかけた翌7日のマウンドに気持ちを入れ替えて、試合前に地元ボストンへ向かって球場を後にした。
松坂 10勝目消滅、球宴も黄信号
松坂投手は右肩の違和感から復帰し、順調に仕上がっていたのですが、残念ながら二桁の10勝目を逃しました。
立ち上がりはボールが定まらず苦労しましたが、投球中に修正できるのが松坂投手のすごいところ、5回まで投げて勝利投手の権利を得て降板しましたが、リリーフ陣が打たれて負けてしまいました。残念です!!
オールスターに選ばれるかも怪しくなってきました。。。。
( 2008年7月4日(金)07:45スポーツニッポン)
【レッドソックス6-7レイズ】レッドソックスの松坂大輔投手(27)が2日(日本時間3日)、レイズ戦に先発して5回2安打1失点も5四死球。10勝目の権利を得て交代したが、リリーフ陣が打ち込まれて白星は目前で消滅。
「もう1イニングいきたかった。負けたのはもの凄く悔しい」と逆転負けに唇をかんだ。右肩の張りから復帰3戦目。
初回から球は走らず、2回で49球も費やした。「何とか自分の引き出しの中で試合中にうまく修正できた」と3回から調子を上げたが、交代の目安だった95球を超える101球を投げた5回で降板を命じられた。
2ケタ勝利を逃して15日の球宴出場には黄信号がともった。6日のメンバー発表に向けた最終アピールが不発。立場は微妙だ。
レ軍はファン投票でラミレスら野手3人が選ばれるのは確実で「投手の選出は野手との兼ね合い」と話すフランコナ監督が他球団に配慮し、松坂を見送る可能性は高い。チームは今季ワーストタイの5連敗。首位・レイズに3・5ゲーム差とされた。松坂にとってもチームにとってもここが正念場だ。
レ軍・松坂、“復肩”へ異例の遠投調整
復帰のカージナル戦で惨敗を期した松坂投手は、異例の遠投トレーニングで肩作りをしているようです。
コーチ側と松崎本人との練習メニューの調整が必要な状態らしいですが、早く怪物らしいすごい松坂を見たいものです。
頑張れ!松坂!!
( 2008年6月24日(火)11:39 SANSPO.COM gooニュース)
【ボストン(米マサチューセッツ州)22日(日本時間23日)】レッドソックスの松坂大輔投手(27)が、登板翌日としては異例の遠投調整を行った。
前日21日(同22日)のカージナルス戦で右肩の張りから25日ぶりの復帰登板を果たしたが、メジャー自己最短となる1回0/3で7失点KO。離脱中の投げ込み不足で仕上がっていない右肩を、例年のシーズン中のような状態に戻すための“突貫工事”だ。
松坂、復帰マウンドで今季初黒星
5月末に右肩を痛めて約1ヵ月間、大事をとって調整トレーニングをしていて、順調な回復が報道されていたのですが、復帰戦は残念な結果に終わってしまいました。
まだ、右肩の調子が良くないのか、心配されるところです。。。。
( 2008年6月22日(日)14:05ロイター gooニュース)
[21日 ロイター] 米大リーグ(MLB)は21日、各地で試合を行い、レッドソックスの松坂大輔投手がカージナルス戦に先発登板したが、1回3分の0を6安打7失点と打ち込まれ、今季初黒星を喫した。
右肩を痛めて約1カ月ぶりに復帰した松坂は、開幕から続く連勝を9に伸ばせるか注目されたが、ホームのファンの期待に応えることはできなかった。試合は9―3でカージナルスが勝利した。
また、カブスの福留孝介外野手はホワイトソックス戦に1番・右翼で先発出場し、同点タイムリーを含む5打数2安打1打点と活躍。チームは、11―7で乱打戦を制した。
このほか、ヤンキースの松井秀喜外野手はレッズ戦に5番・指名打者で先発し、3打数1安打を記録。チームは0―6で完敗。
ブレーブス戦に1番・中堅で先発したマリナーズのイチロー外野手は、5打数2安打を記録。チームは4―5で敗れた。
松坂大輔投手 カージナルス戦で復帰内定!
いよいよ松坂大輔投手が復帰する!!
21日(日本時間22日)のカージナルス戦で復帰することが内定しました。最終的には16日の3Aの試合後に決定するそうですが、松坂大輔投手の素晴らしい復帰ぶりに期待したいものです!!
松坂大輔投手、ブルペンで52球「最後の方は少し力入れた」
松坂大輔投手の回復は順調そうです。今日は、ブレペンで52球投げて、調子を確認していました。
松坂投手は早く投げたいと言うはやる気持ちを自らも抑えながらも、近いうちに松坂大輔投手の怪物らしい投球が見られるでしょう!!
松坂大輔、キャッチボール再開 「何の違和感もない」
松坂大輔投手が右肩に違和感を感じる故障は、ファンならずとも心配ですが、どうやら順調に回復してきているようです。でも、安全を期して、しっかり治してからの大活躍を期待したいものです。
( 2008年6月8日(日)10:05 共同通信より)
【ボストン7日共同】右肩の張りで故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は7日、ボストンのフェンウェイ・パークでキャッチボールを再開した。「何の違和感もないし、大丈夫。とっくに投げられる状態にあったと思う」と順調さをアピールした。最短で復帰登録できるのは12日(日本時間13日)だが、フランコナ監督は「それは早すぎる」と慎重。
松坂 復帰は今月下旬にずれ込む?
松坂投手の回復が思わしくないようです。ファンとしては、とても心配ですが、しっかり完全に治してから、またあの素晴らしい投球を見せてもらいたいものです。
決して無理はしないで、あせらずしっかり治してほしい!!
( 2008年6月5日(木)06:01スポーツニッポン)
右肩の張りで故障者リスト(DL)入りしているレッドソックス・松坂のメジャー復帰が今月下旬にずれ込む可能性が出てきた。
3日、ファレル投手コーチが復帰スケジュールについて言及。「(故障した5月27日から)10日間はノースロー。週末にスローイングを再開する予定だ」とし、
(1)60~90フィート(約18・3~27・4メートル)のキャッチボール
(2)遠投
(3)ブルペン投球の3段階を挙げた。
1週間前後かかる見込みで、松坂が希望するDL明け12日のオリオールズ戦での復帰は難しくなった。同コーチはマイナー戦登板も考慮に入れており、そうなればメジャー復帰は20日前後となる。現在は上手からの送球も禁じられている松坂は「1日1日様子を見ながらです」と淡々と語った。
負けない松坂7回零封サヨナラ復帰!
インフルエンザで4月23日の先発投手を回避した松坂投手は11日ぶりの登板のブルージェイズ戦で7回2安打無失点と好投しました。岡島投手に代わって同点にされたため、自己最多の月間5勝目にはなりませんでしたが、負けなしと言うのは、すばらしいと思います。
まだインフルエンザは残っている状態でしたが、150キロ以上の球を混ぜて『7回2安打無失点』はさすが怪物くんですね。気持ちも充実して、落ち着いている今年の松坂投手は大いに期待が持てます!!
レッドソックスの松坂、インフルエンザで初の登板回避
開幕負けなしの4連勝をしている松坂大輔投手が、インフルエンザのためにエンゼルス戦の先発投手を果たすことができなかった。
怪物と言えども、さすがにインフルエンザの高熱には勝てなかったのでしょう。早く治して、また元気な姿を見せてほしいものです。
( 2008年4月24日(木)10:04 共同通信より)
【ボストン23日共同】米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は23日、インフルエンザのため予定されていたエンゼルス戦の先発を回避した。試合開始約2時間前に球団広報が発表した。
次回登板日は未定。松坂は昨年5月、登板中に腹痛を訴えたことはあったが、先発ローテーションは守っており、先発回避はメジャー2年目で初めて。松坂はここまで開幕から負けなしの4連勝をマークしていた。
上地雄輔「2番の歌詞は覚えてない…」
いま、「おバカタレント」として大ブレイク中の上地雄輔クンと松坂大輔投手は、横浜高校時代のバッテリーでした。
松坂大輔選手が1番のエースナンバーを付けて、上地雄輔クンが2番をつけていたと言うのですから、ちょっと信じられない気もします。
メジャーリーガーで大活躍の松坂大輔投手と、かたや「おバカタレント」で売り出し、「羞恥心」という妙な題の歌がおお受けになっている。
私がテレビなどで感じるのは、上地クンは決してお馬鹿ではなく、むしろ頭の回転がすごく早いすごいやつではないかと、ときどき思います。だって、常識では発想できない回答が即座に返ってくるのは、本当にすごいと思います。
こう感じるのは、私だけでしょうか。。。。。。(^_^;)
松坂、無傷の4連勝!
レッドソックスの松坂大輔投手が早くも無傷の4勝目を挙げた。制球に苦しみながらも大きく崩れることなく、勝利に導いていることは、さすがすごい投手と思う。
松坂投手自身は、この4勝の勝ち方に決して満足していない。むしろチームに迷惑をかけたと言って、反省している。
ここが並の投手でない怪物というところだろう!
松坂投手のこの気持ちが、怪物を進化させる根源なのだろうと思う!
今年は20勝は行けると、仲間の選手からも言われている。
大いに期待し応援しましょう!!
松坂2冠!球団史上最速3勝目&24K
今年の松坂大輔投手は、昨年と比べると確実に進化している。
調子のいい時は勿論、コントロールも球威もよく、滅多なことでは打たれないが、調子が悪い時に真価が現れる。
制球に苦しみながらも、乱れることなく一球一球に体重を乗せ、パワーのある球を投げて、勝利を勝ち取っている。
球団史上最速の3勝目だが、本人は納得していない様子だが、確実に進化への手ごたえを感じているようです。
緩急から一変 松坂、直球一辺倒で無失点で今季2勝目
松坂投手が今季2勝目を飾りました。
1勝目のウイニングボールは危うくも取り返しホッとしましたが、ちゃんと長男のところへ、プレゼントされたのでしょうか。。。?
この日は、試合前に、世界一セレモニーが行われ、選手たちに42個のダイヤモンドをちりばめた世界一リングを渡されました。もちろん、岡島投手ももらいましたが、松坂投手は先発投手で、試合前セレモニーには参加できませんでした。
本拠地での世界一セレモニーの異常な興奮の中で、松坂投手は集中を切らさず、8割近くを直球で押す力の投球を見せました。
松坂、長男への1勝!ウイニング球客から奪回
レッドソックスの松坂大輔投手が米国内開幕戦となるアスレチックス戦に先発し、七回途中まで2安打9奪三振無四球、1失点に抑える快投で、勝利投手の権利を得て、ジョナサン・パペルボン投手に交代した。
その時、松坂投手は、「ウイニングボールは僕にくれよ!」と言っておいたのに、ジョナサン・パペルボン投手はそのウイニングボールを観客席に投げ入れてしまったのです!
松坂投手は先月生まれた長男へのプレゼントと思っていたので、焦ってベンチから飛び出し、観客席と交渉の末、松坂サイン入りボールと交換することとなり、ウイニングボールを取り戻すことができました。
(よかった!よかった!)
松坂に第2子の長男誕生=日本での開幕シリーズに登板へ
松坂大輔投手に第2子の長男が誕生しました。3010グラムで母子ともに健康と言うことです。一姫二太郎で理想的ですね。
家庭も幸せ、野球も順調、ハッピーな松坂大輔家族でいてほしいです。
25日に行われる日本での開幕戦に、開幕投手として登板することも決まり、ファンにとっては、うれしい限りです。これは2004年の野茂英雄選手以来の開幕投手となります!
2007年の松坂投手の実績を分析
2007年の松崎大輔投手の成績は15勝12敗という成績でした。この成績を皆さんはどう感じましたか?
「いいピッチングをしたのに、味方が点をとれないせいで勝ち投手になれなかった試合が多かった。本当はもっといい成績だったはずだ」という見方と
「失点が多かった試合でも、味方の打点に助けられて、勝ち投手になって、幸運なことが多かった。」という見方も有ります。
はたして、どちらが正しいのでしょうか?
野球専門家が見て、主観的に評価するのではなく、完全にデータだけで評価する「セイバーメトリクス」という手法で、データに基づいて客観的に解析しようとする「学問」があります。
現レッドソックス顧問のビル・ジェームズ氏がセイバーメトリクスにもとずいて考案した「ゲーム・スコア」法で松坂大輔投手の2007年の実績を分析してみました。
以下の観点で松坂投手の実績を評価し、スコアをつけて見ます。
1)まず、基礎点50からスタートする。
2)アウトを1つ取る毎に、1点を追加。
3)5回以降、1イニングを投げ終える度に2点を追加。
4)三振を取る度に1点を追加。
5)ヒット1本打たれる度に2点を減点。
6)自責点1当たり4点を減点。
7)失点(非自責点)1当たり2点を減点。
8)四球を与える度に1点を減点。
ここで、ジェームズは、「タフ・ロス(惜しい負け=運が悪い負け)」について、「ゲーム・スコアが50を超えたのに、負け投手となった場合」と定義していますが、たとえば、6月5日の対アスレチクス戦、松坂が7回を2失点に抑えたにもかかわらず負け投手となった試合でゲーム・スコアを算定してみましょう。
この試合、松坂のデータは、三振8、安打7、自責点2ですので、ゲーム・スコアは63となり、ジェームズの基準からは立派な「タフ・ロス」と認定されるのです。
という具合に、レギュラーシーズン中、松坂が登板した全試合について「ゲーム・スコア」を計算すると、「タフ・ロス」はア・リーグ1位の7試合に上り、「松坂はリーグで一番運が悪い投手」と、晴れて認定されるのです。
しかし、ジェームズは、「タフ・ロス」の反対に「チープ・ウィン(安っぽい勝ち=運がいい勝ち)」とするカテゴリーも設け、その基準を「ゲーム・スコアが50未満なのに勝ち投手になった試合」と定義し、「タフ・ロス」の時に計算したスコアで、松坂の登板全試合を検定すると、松坂の「チープ・ウィン」は、なんと、リーグ3位の5試合もありました。
セイバーメトリクスは、「松坂はリーグで一番運が悪い」と言う一方で、「リーグで三番目に運がいい」とも言っているのです。
というわけで、松坂は運がいいのか悪いのかわからない「不思議な」投手なのですが、「タフ・ロス」は「点をあまりやらなかったのに負け投手になった試合」、「チープ・ウィン」は「点をたくさん取られたのに勝ち投手になった試合」であることを考えると、「松坂が投げる試合は、ワンサイド・ゲームが少ない」ということは事実としていえるのではないでしょうか。
このことからも、打撃人の調子のいいときのレッドソックスは松坂大輔投手がいる限り、無敵と言えるのではないでしょうか?来年の活躍に期待がかかりますね。
松坂投手も、この辺のところは理解しているようで、今年の内容を自分なりに分析して、いろいろ時がついていることがあるようですし、来年はもとやれると自分で楽しみだと言っているのは、なんとも頼もしい限りです。
(gooニュース・スポーツ2007年12月4日より引用)
http://number.goo.ne.jp/baseball/mlb/column/20071204-1-1.html
松坂・岡島 2007年の分析
セイバーメトリクスという、野球をデータに基づいて客観的に解析しようとする「学問」があるのをご存知ですか?
いまレッドソックス顧問として「頭脳役」を務めているビル・ジェームズが作り出したメソドロジーで、毎年、「ビル・ジェームズ・ハンドブック」を出版し、セイバーメトリクスの視点から各選手の成績をまとめています。
今回は、11月1日に発売されたばかりの最新2008年版から、松坂大輔、岡島秀樹に関する部分を見てみると以下のようになります。
このハンドブックの中で、ジェームズは、投手成績を90項目に分けてまとめているが、この中から松坂・岡島がア・リーグ・ベスト10(あるいはワースト10)に入った項目を見てみると、松坂・岡島にそれそれ次のようなことが言えるのです。
まず、松坂大輔投手に関しては、奪三振数の多さ・被打率の低さを示していますように、基本的には打たれにくい投手といえます。さらに、投球数の多さは、スタミナの強さをも示しています。
しかし、与四球・与死球の多さから、コントロールに深刻な問題をかかえていることは一目瞭然で、しかも、ゴロ/フライ比の低さからもわかるように、松坂は、典型的なフライボール・ピッチャーであるが、フライボール・ピッチャーがコントロールに問題を抱えれば、被本塁打数が多くなるのも当然と言うことになります。
以上をまとめると、「コントロールの乱れから与四死球・被本塁打が増えた結果、被打率は低いにもかかわらず自責点が多くなった」といえます。
というわけで、数字は、松坂のメジャー1年目は、「力はあるのに、コントロールの乱れで苦しんだ」ことを示しているのですが、「得点圏に走者を置いたときの被打率」の低さが示すように、コントロールの悪さでピンチを迎えた後、「気力で」踏ん張った様子も窺えます。
一方、岡島投手に関してのセイバーメトリクスの結果は、岡島がメジャー有数の中継ぎ投手であることを明示していますが、右打者にも強い左腕だっただけに、監督としては「重宝」な存在だったといえます。
しかも、「走者を置いたとき」、「得点圏に走者を置いたとき」と、状況が苦しくなればなるほど、被打率が低くなるのだから、リリーフとして、これほど頼れる投手もいなかったでしょう。
また、岡島がここまでの活躍ができた理由が、今季レッドソックス入りして覚えた新球種、チェンジアップの威力にあったことは、数字からも明らかです。
なにしろ、被OPSは「ア・リーグの投手が投げるチェンジアップの中で2番目に打ちにくい」ことを示しているのですから、これからも期待していいのではないかと思います。
(gooニュース・スポーツ2007年11月20日から引用)
http://number.goo.ne.jp/baseball/mlb/column/20071120-1-1.html
MLB=レッドソックス、ティムリン投手が残留
大ベテランのマイク・ティムリン投手がレッドソックスでの続投が決まりました。年俸は推定300万ドル(約3億3500万円)と地元メディアは報じています。マイク・ティムリンは今年8月にメジャー歴代13人目となる通算1000試合当番を達成しました。すごいですね!
松坂大輔投手の大先輩に当たりますが、チームワークよく供にいい成績を残してほしいものです。松坂投手は今年でメジャーリーグのいろいろなことが分かったと言ってますので、来年は少し抑えていた自分を存分に出せる年と思い、18勝、いや20勝をもぎ取ってほしいものです。
(gooニュース ローター 2007年12月8日(土)10:19より引用)