松坂、無傷の4連勝!
レッドソックスの松坂大輔投手が早くも無傷の4勝目を挙げた。制球に苦しみながらも大きく崩れることなく、勝利に導いていることは、さすがすごい投手と思う。
松坂投手自身は、この4勝の勝ち方に決して満足していない。むしろチームに迷惑をかけたと言って、反省している。
ここが並の投手でない怪物というところだろう!
松坂投手のこの気持ちが、怪物を進化させる根源なのだろうと思う!
今年は20勝は行けると、仲間の選手からも言われている。
大いに期待し応援しましょう!!
( 2008年4月20日(日)06:02 スポーツニッポンより引用)
【レッドソックス11―3レンジャーズ】レッドソックスの松坂大輔投手(27)が18日(日本時間19日)、苦しみながらもハーラー単独トップの4勝目を挙げた。
制球に苦しんで5回1/3を5安打3失点ながら打線の援護を受けて、自身開幕から無傷の4連勝。チームも連勝で首位をがっちりキープした。これで松坂が登板した試合はチーム5戦全勝。右肩痛で戦列を離れているシリング、腰痛で出遅れたエース、ベケットの穴をしっかり埋めている。
高いレベルを目指しているからこそ不満は大きい。試合後の松坂の表情は敗戦投手のように厳しかった。大量援護を受けながら6回途中、2ランを被弾して降板した自分に腹が立っていた。
「ゲーム展開からいってもっと投げなければいけない。チームが勝ちましたけど、迷惑をかける形になって申し訳ない」
3回1死三塁でハミルトンに許した先制左犠飛はカウント2―0から。6回に右中間2ランを浴びたブレーロックも2―1からといずれも追い込んでから痛打された。「2―0、2―1からカウントを悪くすることが多いので、自分自身で意識しすぎて甘くなってしまった」。13日のヤンキース戦は5回で116球を投じた。この試合も初回から球数がかさんだ。勝負を急いだことが、結果的に失点につながった。
だが下を向く必要はない。開幕から無傷の4連勝でハーラー単独トップ。今季登板5試合でチームは全勝。
腰痛で出遅れたベケット、右肩痛で前半戦絶望のシリングの穴を埋める働きでチームを地区首位に導いている。06年のシリングが4月4勝1敗、昨年ベケットも4月5勝0敗。開幕ダッシュに貢献してきたエースの役割を今季は松坂が担っている。
現在、復活に向けてリハビリ中のシリングも松坂の投球に「今年は20勝も可能だ。彼ならやって当然」と断言。敵は待球作戦を含め、さまざまな策を練ってきているが「昨年は打者に手探りで投げるしかなかったが、今年は彼自身で配球を組み立てられている」とベテラン右腕は大きな期待を寄せている。
次回は23日エンゼルス戦。日本時代を含めて自身初の月間5勝がかかる。「球数という問題を持ち出されること自体が問題」。周囲の期待に、今度こそ胸のすく快投で応えてみせる。
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